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宝塚娘役出身の檀れい「今回は男役に化けます」 舞台「有頂天家族」でたぬき兄弟の母役に


舞台「有頂天家族」の公開ゲネプロが新橋演舞場で行われ、中村鷹之資、濱田龍臣、檀れいらが取材に応じました。この舞台は森見登美彦の同名小説に基づき、京都を舞台にたぬきが人間に化けて暮らす騒動を描いています。中村は「初の挑戦で緊張しているが、楽しいキャラクターが揃っているのでぜひ楽しんでほしい」と語り、濱田は「ダブルキャストならではの工夫を凝らしたので、面白さを感じてほしい」と述べました。檀は、たぬきの母役で宝塚好きのキャラクターを演じ、男役に挑むことを明かしました。この公演は東京公演を皮切りに、京都、愛知ツアーを経て12月1日に終演予定です。

舞台「有頂天家族」公開ゲネプロの囲み取材に臨んだ檀れい(上段右)。上段左は相島一之、下段左から濱田龍臣、中村鷹之資

舞台「有頂天家族」(11月3~11日まで新橋演舞場など)の公開ゲネプロが2日、東京・新橋演舞場で行われ、ダブルキャストで主人公の下鴨矢三郎を演じる中村鷹之資(25)と濱田龍臣(24)、檀れい(53)らが囲み取材に応じた。

森見登美彦氏の同名小説が原作。大勢のたぬきが人間に化けて暮らす京都を舞台に、たぬき、てんぐ、人間が繰り広げる騒動を描く。歌舞伎以外の舞台出演が初となる鷹之資は「ドキドキして、何が不安なのか分からないくらい心配でした。初めての挑戦ではありますが、個性豊かなキャラクターばかりが登場するので、ぜひ楽しんでください」とあいさつ。

濱田は「ダブルキャストならではのせりふの言い方、立ち居振る舞い、細かいところまで練りながらお互い役をつくってこられた。ぜひ劇場に足をお運びいただいて『面白きことは良きことなり』と思っていただければ幸いです」と話した。

檀が演じる、矢三郎らたぬき4兄弟の母・下鴨桃仙は、宝塚歌劇をこよなく愛するという役どころ。檀は「とにかく宝塚が、宝塚歌劇が大好きなたぬきなので、ちょっと化けてね、街に繰り出すという。私は宝塚では娘役だったんですけれども、今回の公演では、なんとなんと、男役に化けます」と明かした。

公演は東京公演の後、京都、愛知を巡り、12月1日に大千秋楽を迎える。

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