元衆院議員の金子恵美氏(46)が2日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)に生出演し、衆院選で過半数割れした与党の自民党内での責任論について持論を語った。
番組では政治ジャーナリスト田崎史郎氏が、与党や自民党の過半数割れの敗因について、裏金問題で非公認となった「裏金議員」の地区の政党支部にも「活動費」名目で2000万円がが振り込まれていた問題が決定打と指摘。「これは石破さんが指示して出したわけではなくて、自民党が出しているわけです。そうなると、自民党の責任者である幹事長、森山さんの責任が問われることになる」と解説し、幹事長続投も「微妙なところがあります」と分析した。
ここで金子氏も「かなり大きいですよ、2000万円の問題は。不満は相当あがってますよ。最後、足引っ張ったのは本当に執行部だ、と(多くの議員が)思ってますよ」と、党内の声を代弁した。
その後も金子氏は「政治とカネの問題を抱えていない議員も全部巻き込まれた、という風な候補者の声は、非常に届いていますよね」と補足した。