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さだまさし、ジャッジ戦犯扱いの“手のひら返し”に「怒りに任せて貶すのは恥ずかしいこと」


シンガー・ソングライターのさだまさしがThreadsで、MLBワールドシリーズ第5戦でヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が犯したミスをめぐる批判を制止する意見を表明しました。さだは、ドジャースの優勝を称賛しつつ、ジャッジのエラーをきっかけとしてドジャースが逆転したことに触れ、ジャッジへの非難に複雑な心境を述べました。ファンが選手に対する評価をかえることについて、「人間はいつも勝手に人に評価を下す」ことを指摘し、ジャッジの貢献を評価すべきと主張。また、大谷翔平選手の怪我を心配する声もあげました。

さだまさし(2023年9月撮影)

シンガー・ソングライターさだまさし(72)が31日、Threadsを更新。

MLBワールドシリーズ第5戦で平凡なフライを落球するミスを犯したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)への“戦犯”あつかいを牽(けん)制した。

さだは、「あっけなくワールドシリーズが終わったね。ドジャース強かった!」と、20年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いたドジャースをたたえ、「ジャッジがお目覚めの感じだったからヤンキースファンは期待しただろうけどね。でも何より大谷くんの怪我が心配でしょうがない。ゆっくり休んでね!大谷ファンとしては、早く終わってよかった!!」と、不振に苦しみながらも復調の兆しを見せていたジャッジや、左肩の亜脱臼を抱えながら「1番DH」でスタメン出場したドジャース大谷翔平投手についても触れながら感想をつづった。

続く投稿では、「思えば最終戦、ドジャースの5点差逆転も、ジャッジのエラーから始まったから、ヤンキースファンにボロカス言われるんだろうなあ」と、ドジャースに逆転を許すきっかけとなったまさかの失策にも言及。「戦犯探しはいつの時代もあるからなあ。ついこの間までMVP、MVPと騒いでいたのに。手のひら返してベンチに下がれ!だもんな。ジャッジのおかげでアメリカンリーグでの優勝ができたのになあ」と、ジャッジに対する厳しい声に複雑な思いをにじませた。

そんな周囲の“手のひら返し”に「人間はいつも勝手に人に評価を下す。讃えるのはいくらでも構わんが、怒りに任せて貶すのは恥ずかしいこと。贔屓の引き倒し。プレーヤーの矜持があるなら、ファンの矜持だってあるはず」とピシャリ。「ともかく大谷くんが心配」と結んだ。

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