衆院選は27日投開票された。フジテレビ系で選挙特番「live選挙サンデー 超速報SP」が放送され、自民党の小泉進次郎選挙対策委員長(43)が生出演した。
今回の選挙戦では自民党の「政治とカネ」が争点となり、結果、開票速報では自公が大きく過半数割れという予測が出た。
今回の選挙の大きなテーマは「政治とカネ」。同番組でコメンテーターを務めた、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)は、小泉氏に「国民の感覚は良く把握されていると思うんですが、今回の政治と金の問題での国民の怒りと、永田町で感じている自民党国会議員の感覚。これ完全にズレがあったと思うんですけど、そのズレは感じているんじゃないですか?」と投げかけた。小泉氏は「感じてますね」とうなだれるような表情で応じた。「やはり、橋下さんお分かりだと思うんですけど、橋下さんは政党の幹部をお勤め、担ったことがありますよね。私は今回初めて政党の執行部の一員になりました。執行部になったことで見えてくるもの、こういう形で判断が、決済が行われていくんだと。実際に見て、こういうところから変えていかなければならないのかと。ただ、私は選対委員長になって1カ月でした。この1カ月の中で選挙に突入でしたので、変えるには選挙の後から変えて行かなければいけないなと。この結果を受けて変えていく努力を続けていきたい」と応じた。橋下氏はこれに「国民の感覚に振りきってもらいたいんですよ。お父さん(小泉純一郎元首相)がそうだったんでね」とゲキ。「選挙が終わった後、野党と小泉さんを支持した70人くらいのグループと野党と組んで政治資金規正法の改正、企業団体の(献金)禁止も含めて、吹っ切れて突入していってもらいたい」と力説した。