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【衆院選】自民・小泉進次郎選対委員長「政治とカネの問題に決着つけられていないのが信頼失い」


自民党の小泉進次郎選対委員長は、TBSの選挙特番で自公の過半数割れの可能性や、自民党の資金問題について話した。無所属の前職候補が自民党から活動費として2000万円受け取った件に対し、小泉氏は他党も含めて支部に資金を出すのは一般的なことであると説明。しかし、その資金提供の方法については「理解を得られる形で行うべきだった」と認めた。さらに、政治とカネに関する問題が積み重なっていることが、信頼損失の一因だと指摘した。

衆院選で自民党公認候補の応援行脚で支持を訴える小泉進次郎選対委員長(2024年10月19日撮影)

自民党の小泉進次郎選挙対策委員長(43)が27日、TBS系で放送された衆院選の選挙特番「選挙の日2024~私たちの明日『変わる』~」に中継で出演。爆笑問題の太田光(59)の生取材を受けた。

太田から自公で過半数割れの見通しとなったことや、自民党派閥裏金事件を受けて公認されず、無所属で衆院選を戦っている前職候補に対して党本部が「活動費」として、正式な公認候補と同額の2000万円を振り込んでいた問題について追及されると小泉氏は「支部に対して資金を出していくことは立憲民主党も含めてやっていること」としつつ「非公認の議員も地元では支部長だったりする。支部長であることと非公認であることの制度上の違いを説明することは難しい」と話した。続けて「今回の問題のことだけではなくて(選挙で)これだけの厳しい審判が下っている要因というのは、2年前の冬から政治とカネの問題が出てきているので、蓄積された国民の皆さんの厳しい思いがつながっていると思います」とした。

小泉氏は資金提供について「理解を得られる形でやらなければいけなかった」と語り「お金については選対委員長の扱うことではありません。私は自分に求められた職務に全力を尽くしますが、いかなる結果であろうともそれは選対委員長の責任でもあります」と厳しい表情で語った。

太田は「国民の税金をどう差配するのか、自分たちの足元のお金の部分の説明を明確にできないことが信頼を失ったひとつの原因ではないのか。今の説明はその延長に感じる」と指摘。小泉氏は「今回の2000万円のことではなく、蓄積された政治とカネの問題に決着をつけられていないのが信頼を失っている要因」と繰り返した。

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