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阪神ドラ3木下里都「プロ野球分かんなくて…セ・リーグがどこかも分かんない」プロ野球観戦せず


阪神タイガースからドラフト3位指名を受けた木下里都投手が、自身の投球スタイルや野球との関わり方について語りました。木下投手は「真っすぐを極めたい」とコメントし、日本最速ピッチャーを目指す決意を明かしました。彼が対戦したい打者には、大学の先輩である横浜DeNAの井上絢登選手の名を挙げました。驚くべきは、彼が「セ・リーグとパ・リーグの区別がつかない」と告白したこと。野球を観戦するよりも、プレーすることが好きなため、プロ野球の詳細には疎かったようです。これに対し、番組コメンテーターのトミーズ雅は驚きを隠せない様子でしたが、狩野恵輔氏は「プレーが好きならそれでいい」とフォローしました。木下投手は野球を楽しむ姿勢が何よりの武器とされています。

KMGホールディングス木下里都(2023年11月9日撮影)

阪神タイガースからドラフト3位指名を受けたKMGホールディングスの木下里都投手(23)が、26日放送のMBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分)にVTR出演。阪神OBで野球評論家の狩野恵輔氏(41)の取材に対し、驚きのエピソードを明かした。

木下投手は、自分のセールスポイントについて「真っすぐです」と話し、「ピッチャーをやっている以上、やっぱり真っすぐにこだわってずっとやってきていますので。球速に限界はないと思っていますので、ずっと高みを目指して、160kmでも、日本最速でも目指してやっていきたいと思います」とアピール。

「対戦したいバッター」を聞かれると、横浜DeNAベイスターズの井上絢登選手を挙げ、「福岡大学の1個上の先輩で、ずっと一緒に練習してきた先輩なので。すごい打者っていうのも、身をもって感じています」と話した。

「何で抑えますか?」との問いには「真っすぐ一本で。全部真っすぐでいきます」と宣言。狩野氏も「いいね。この気持ちがピッチャーだね」とうなずいた。

ただ、他に「すごそうだなと思うバッター」を聞かれると、「本当にプロ野球、分かんなくて。セ・リーグがどこかも分かんないんですよ」と告白。「頭の中に村上(宗隆)選手が(浮かんだ)。村上選手ってすごいじゃないですか。ヤクルトってどっちなんだろう?」と苦笑い。

狩野氏から「プロ野球選手になったけども、セ・リーグとパ・リーグが分からない?」と確認されると、「分からないです」と答え、狩野氏は「ちょっと待って。何してたん? 何が趣味やったの? サッカーが好きやったとか?」とツッコんだ。

「野球はやることが好き」で、「プロを目指して野球をしてきたのではなく、野球を好きで続けてきたら、プロに誘われた」という印象だという木下投手。これまでプロ野球は観戦しておらず、「WBCは見てました?」との問いにも、「決勝の最後だけ…」と笑った。

取材VTRを見たトミーズ雅(64)は、「ヤクルトをセ・リーグって知らない人で、プロ野球に入った人おるかな? すごいな」とビックリ。狩野氏は「本当に(野球を)やることが好きらしいです」とフォローしていた。

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