11月に行われる米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ前大統領の長女イバンカさん(42)が、トランプ氏が「大嫌い」と公言する米歌手テイラー・スウィフト(34)の公演に娘を連れて出かけていたことが分かった。スウィフトが民主党候補のハリス副大統領を支持すると表明した直後に、トランプは自身のSNSトゥルース・ソーシャルで「私はテイラー・スウィフトが嫌いだ」と投稿していた。
米ピープル誌によると、イバンカさんは夫でトランプ政権で大統領上級顧問を務めたジャレッド・クシュナー氏との間にもうけた長女アラベラちゃん(13)と、フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムで先週末に開催されたエラズ・ツアーの会場で目撃されたという。娘とその友人を連れて、母娘でスウィフトの公演を楽しんでいた情報筋の話を伝えている。
7月にアラベラちゃんが13歳の誕生日を迎えた際にイバンカさんは、自身のインスタグラムにスウィフトの楽曲「ブランク・スペース」の歌詞が一節が描かれたハート形のケーキの写真を投稿し、「私の大好きなスウィフティー(スウィフトのファン)にぴったりのケーキ」とつづって、娘がスウィフトの大ファンであることを明かしていた。
トランプ氏は、ハリス副大統領を支持したスウィフトに対し、「(音楽)市場で代償を払うことになるだろう」と攻撃し、ファンではないなどと述べていた。
イバンカさんは、大統領選に再出馬した父トランプ氏の選挙活動からは距離を置いている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)