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「島耕作」の“日当デマ” 沖縄の社会派芸人「複数の県民が信じ…深刻さを感じる」


人気漫画『社外取締役 島耕作』が講談社の『モーニング』誌で掲載された内容に不適切表現があったとして謝罪しました。問題のシーンでは、沖縄米軍基地建設への抗議活動を「アルバイト」として表現し、地元住民を描写しました。これに対し、地元活動家であるリップサービスの榎森耕助はXでこの表現を批判。講談社は公式サイトで、実在しない情報を基に描写したことを認め、読者に謝罪し、今後単行本で修正することを約束しました。榎森はこれに対し、次号での訂正と謝罪が必要だと述べました。

島耕作社長就任会見(2008年撮影)

時事問題を叫ぶユーチューバー「せやろがいおじさん」ことお笑いコンビ、リップサービスの榎森耕助(37)が22日までにX(旧ツイッター)を更新。人気漫画「社外取締役 島耕作」の不適切表現をめぐる問題に言及した。

問題となったのは、講談社の漫画誌「モーニング」の17日発売号に掲載された「ー島耕作」の内容。沖縄の米軍基地建設への抗議活動を巡る表現に、地元住民とみられる女性が「アルバイトでやっている人がたくさんいますよ」とのセリフがあった。

これについて同誌編集部は21日、公式サイトで「本作執筆にあたり作者・担当編集者が沖縄へ赴き、ストーリー制作上必要な観光業を中心とした取材活動をいたしました。その過程で、『新基地建設反対派のアルバイトがある』という話を複数の県民の方から聞き作品に反映させました」と、表現に至った経緯を説明。

一方で、「しかし、あくまでこれは当事者からは確認の取れていない伝聞でした。にもかかわらず断定的な描写で描いたこと、登場キャラクターのセリフとして言わせたこと、編集部としてそれをそのまま掲載したことは、フィクション作品とはいえ軽率な判断だったと言わざるを得ません」と謝罪した。また、「読者の皆さまにお詫びするとともに、編集部と作者の協議の上、単行本掲載時には内容の修正をいたします」とした。

沖縄を拠点に活動し、米軍基地問題にも熱心に取り組んでいる榎森は、「講談社からひとまずリアクションがあったことはホッとしつつ 伝聞を裏付けもせず作品に反映するあまり不誠実な取材が行われたこと 複数の県民が『日当デマ』を信じて話したということに深刻さを感じる」と私見を述べ、「単行本の修正はもちろん、次号での訂正と謝罪は必須じゃないかなぁ」との考えをつづった。

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