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西田敏行さん訃報翌日「探偵!ナイトスクープ」局長代理は“情状酌量”求めたスリムクラブ真栄田


「探偵!ナイトスクープ」で笑顔を見せる局長時代の西田敏行さん(2014年撮影)

76歳で亡くなった俳優西田敏行さんが約19年、2代目局長として出演していたABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」(金曜午後11時17分=関西地区)が18日夜、放送された。

西田さんは17日午前6時ごろ、都内の自宅で虚血性心疾患のため亡くなった。突然の別れから一夜明けたこの日夜、事前収録されていた、西田さんが愛した番組が放送された。

西田さんが局長のバトンを渡したダウンタウン松本人志が活動休止中で、現在は探偵が週替わりで「局長代理」を務めており、この日は、スリムクラブ真栄田賢(48)。西田さんが退任した19年、所属の吉本興業の闇営業問題から真栄田は謹慎しており、これをめぐって西田さんは、世間の批判を覚悟の上で情状酌量の思いを訴え、後の復帰を後押しする形となった。

偶然とはいえ、この日放送分で、西田さんが座った局長席から、真栄田は「複雑に入り組んだ現代社会にメスを~」のおなじみのセリフを口にし、「私が局長代理の真栄田賢です」で締め、VTRへつなげた。

西田さんは同番組の初代局長、上岡龍太郎さんの後を受け、01年1月から2代目局長に就き19年11月まで務めた。上岡さんの引退を受け、「番組ファン」「探偵よりも年長」「上岡さんクラスか、それ以上の大物」といった条件で後任探しが始まり、番組を立ち上げたスタッフらが、西田さんを口説き落とした。

キレの上岡局長は、毛嫌いしたオカルトはもとより、探偵の取材が甘ければ激怒したが、西田さんは打って変わって、感激屋の“泣きの局長”だった。

上岡局長時代を「乾いた笑い」、自身は「ぬれた感性」と表現。両方を求め「僕のぬれた感性が大きくなったので、ぼちぼち乾いた笑いをきかせる方に修正していきたい」と考え、番組愛を貫いて勇退。3代目局長の松本人志に託した。

番組は88年3月に上岡局長でスタート。01年1月から2代目を継いだ西田局長は、「関西の至宝」と感服した上岡さんを超える900回以上に出演した。

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