米女優アン・ハサウェイ（41）が、映画デビュー作「プリティ・プリンセス」（2001年）のシリーズ第3弾に復帰することが明らかになった。
同作でハサウェイは、ある日突然、架空の欧州の小国ジェノヴィアの王女だと知らされる普通の女子高生ミアを演じて大ブレイクした。2004年には続編「プリティ・プリンセス2／ロイヤル・ウェディング」も製作されている。
ハサウェイは4日、映画「クレイジー・リッチ!」（18年）の脚本などで知られるアデル・リウム監督がメガホンを取り、第3弾の企画が進められていると報じる記事をインスタグラムの動画でシェアし、1作目と2作目のシーンを紹介しながら指で3の数字を数えてカウントダウン。劇中のアイコニックなセリフ「黙って」を引用し、「奇跡が起こります。アデル・リムとディズニー、サムウェア・ピクチャーズと一緒にジェノヴィアに戻ります。おとぎ話は続きます」とつづって復帰を発表した。
ミアの祖母であるレナルディ女王を演じた女優ジュリー・アンドリュースが復帰するのかどうは分かっていない。また、第3弾のストーリー展開なども不明だが、昨年「ジョイ・ライド」で監督デビューを果たしたリウム監督にとって本作が監督2作品目となる。オリジナル作品の大ファンだという同監督は、「この愛すべきシリーズ第3弾を皆さんにお届けすることにとても興奮しています。世界中の観客と共に、核となる女性の力、喜び、メンターシップをたたえることを楽しみにしています」とコメントしている。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）
