SixTONES田中樹（29）が1日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画「劇場版アクマゲーム 最後の鍵」（佐藤東弥監督、25日公開）完成披露試写会で「カンボジアで初の撮りこぼしをした」と吐露し、佐藤東弥監督（65）を追及した。
「劇場版アクマゲーム 最後の鍵」は、13年から17年まで「週刊少年マガジン」（講談社）で連載された同名漫画（原作：メーブ、作画：恵広史）が原作の、4月期の日本テレビ系ドラマ「ACMA：GAME アクマゲーム」の映画化作品。99本集めるとこの世の全てを手にすることができる“悪魔の鍵”を巡り悪魔たちが執り行う究極の“頭脳×心理”デスゲーム「アクマゲーム」に挑むサバイバル・エンターテインメント。主演の間宮祥太朗（31）が織田照朝、田中は照朝の親友でありライバルの斉藤初を演じた。
田中は、冒頭で「撮影したのも半年…精神的に、きつかった。楽しんで頂ければ」とあいさつした。佐藤監督は「昨年9月にクランクインし112日間、撮った。CG700カット…間に合わないと言ったんですけどスタッフは頑張ってくれた。3日前まで手直ししていました」と説明した。
すると、田中は「カンボジアで、初の撮りこぼしをした。撮りたかったけど、撮り忘れた」と吐露。「間宮君（古川）琴音ちゃんと、3人で1人ずつ、ソロを撮りたいと…」と、照朝と初の幼馴染でAIプログラマー眞鍋悠季を演じた古川琴音（27）も絡んだシーンだと説明。その上で「どこかで僕のカット撮ったと思ったら撮り忘れて、建物を見ているだけの1日、あったのに監督は映画でカットしたんですよ！」と、追加撮影したものの、当該シーンが映画では使われていなかったと、声を大にして訴えた。
佐藤監督は「本当に申し訳ない」と謝罪しつつも「やっぱり、どうしても欲しいカットではあったんですけど、編集が必要であるかは、また別問題。グループショットが良いなと」と、カットした意図を説明した。一方で、謎の組織グングニルの幹部・崩心祷を演じた小澤征悦（50）に視線を送り「雨が降った時、1カットだけ撮りたくて小澤さんだけ呼んだ。絶対、使います、と言って（ドラマ版では）使わないで、映画で使った」と胸を張った。
それを聞いていた間宮が「樹は報われない」と突っ込むと、田中は「別の映画で入れてもらえたら」と佐藤監督にリクエストした。
