日本テレビは30日、都内の同局で定例会見を行った。
石澤顕社長は27日に同局系「news every.」(月~金曜午後3時50分)を卒業した元バドミントン五輪代表の陣内貴美子キャスター(60)をねぎらった。陣内は2010年の番組開始から約14年半出演していた。社長直々にあいさつも行ったといい「最初の印象と全く変わらずさわやかで。放送していない所作の中で温かみ、気配りも感じられる方です。14年間に渡って出演されていましたが、全く初回と変わらず新鮮な気持ちで勉強して出演していますとおっしゃっていた通りの人柄だなと思っています」と話した。
毎回の放送前に陣内がスタッフらの名前を1人1人読み上げ「今日もよろしくお願いします」とかけ声をかけていたエピソードも紹介し「チーム陣内がそこにあり、イコールチームeveryだったのだと思います。番組の温かな家族的な雰囲気の中で役割分担をしながら伝えるチームワークができた」と評価。「陣内さんは能登半島地震の現場などいろんな災害現場に足を運んで取材していただきましたし、スポーツ現場にも行っていただきました。パリ五輪でも現地に飛んでいただいてそこで陣内さんならではのアスリートの心理、コンディション、そういったところに寄り添うような、あるいは切れ味鋭い解説をしてくださった。ひとつひとつのリポートが珠玉でした。感謝したい思いでいっぱいです」と語った。