英国のヘンリー王子(40)と妻メーガン妃(43)が2020年に立ち上げた慈善団体「アーチウェル財団」が、最新の納税申告書で400万ドルを申告していなかったことが分かり、お金の行方が疑問視されていると英デイリー・メール紙が報じた。
同紙によると、アーチウェル財団は過去2年間に600万ドルを超える寄付金を集めているが、納税申告書には200万911ドルのみが記載されていたという。
400万ドルの行方を巡って疑問の声が上がっていると伝えている一方、これは合法で次年度の申告書に残る400万ドルが記載される可能性があるとも伝えている。現時点で、財団並びに夫妻の代理人からのコメントは出されていない。
アーチウェル財団を巡っては、今年5月にも登録料200ドルを滞納してカリフォルニア州慈善事業登録機関から「滞納者」としてリストアップされたばかり。この時は、登録料滞納を理由に資金集めと支出の停止を命じられたが、財団側は「小切手を郵送した」と主張。その後、支払いが確認されたことで一件落着となった。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)