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平愛梨「20世紀少年」オーディションの覚悟明かす「ダメなら地元に帰って…」


平愛梨(2022年4月撮影)

平愛梨(39)が28日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」(土曜午後1時54分=関西ローカル)に出演。映画「20世紀少年」シリーズのオーディションの際に、芸能界を引退する覚悟で臨んだことについて語った。

番組では、ともに兵庫県出身の平とダウンタウン浜田雅功(61)が神戸の街を散策。その道中で、平が過去の思い出について振り返った。

平は1999年、MBSテレビのオーディション番組でISSAの妹役に応募し、8000人の中からグランプリを受賞して14歳で芸能界入り。15歳だった2000年には、ずっと夢だったというフジテレビ系「HEY!HEY!HEY!」に出演し、ダウンタウンと初対面していた。

2008年には映画「20世紀少年」のヒロイン・カンナ役のオーディションで、約3000人の中から選ばれた。

最終オーディションでは、原作者の浦沢直樹氏や、堤幸彦監督らが並ぶ中、オーディションを受けたメンバーにも著名な役者が大勢いたようで、平は「いろんな有名な方とかがいらっしゃるんですよ。でも、あれ(オーディション)に賭けてたんですよ」と振り返った。

「これがダメだったら本当に辞めようと思って。(芸能界に)入って8年がたっていたんです。これがダメなら地元に帰って、大工さんをやろうと思って…」

こう打ち明けると、浜田は「なんで大工さんなん!?」とツッコんだ。

平は、そうそうたるオーディションメンバーの中で「もうダメだと思っていました。でも、自分も漫画をすごい読んで、カンナに似させて行ったんですよ。格好から髪形から、帽子かぶって。そしたら『カンナにしか見えなかった』って言ってもらえて…」と見事にカンナ役を射止めることができた。

これには、浜田も「勝ち取って今があるわけやな」と感心し、「オーディションに受かっていなかったら、いま大工やってますよ。ダンナにも会えてませんよ」と、平の夫でサッカー日本代表の長友佑都選手に触れると、平もうなずいて大笑いしていた。

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