英国のヘンリー王子（40）が25日、米NBCテレビのトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に単身で出演し、司会のジミー・ファロンと一緒に幽霊アトラクションに挑戦。恐怖のあまり、「F」ワードを使って絶叫する様子が放送され、「王室の恥」だと物議を醸している。
ヘンリー王子は、妻メーガン妃（43）をともなわずに22日からニューヨークを単身で訪問。複数の慈善イベントに出席するなど勢力的な活動を行っている。世界保健機関（WHO）が主催する晩さん会や母ダイアナ元妃をたたえるイベントに出席するなど、連日公の場に登場している王子は、深夜のトーク番組にも出演。番組の中で司会のファロンとともに、ハロウィーンを前にニューヨークのロックフェラーセンターにお目見えしたばかりの幽霊迷路のアトラクション「ジミー・ファロンのトゥナイトメア」を体験した。
ファロンから「怖がりですか？」と尋ねられた王子は、「普段は怖くないけど、今日は違うかもしれない」とコメント。2人は胸にカメラを取り付け、さまざまな仕掛けが施された迷路を歩き始めた。
スタートしてすぐに不気味なゾンビのようなキャラクターが2人を出迎え、驚いた王子が開始早々にののしり声をあげる場面があった。
その後も白塗りの化粧に目の周りに黒い輪を描いたキャラクターを見つけて「あれはパンダか？」と尋ねたり、「狼男」のような生き物を前に恐怖で飛びあがる様子などが見られ、恐怖からファロンの手を握って歩く場面もあった。
普段見せたことのない王子の素顔に「面白い」「最高」と歓喜するファンもいた一方、ネットでは王子が楽しそうにはしゃぐ姿を見たファンからは「いじめっ子の妻から離れている時が一番幸せ」との書き込みも。
また、「この詐欺師とその妻を宣伝するのはやめろ。王室にとって恥だ」「ハリウッドがヘンリー王子を歓迎しているのは興味深い…かなり怖い！」「負け犬がまだ、アメリカで注目を浴びようとしている」など批判も寄せられている。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）
