27日に最終回を迎えた伊藤沙莉が主人公寅子を演じたNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)の初回から最終回(全130話)までの期間平均世帯視聴率が、16・8%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。
前作「ブギウギ」の15・9%を0・9ポイント上回った。最高視聴率は第100回の18・9%。期間平均個人視聴率は関東地区で9・4%だった。
朝ドラ110作目となる「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤がヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じ、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描いた。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライターの米津玄師が務めた。
◆放送時間が午前8時になって以降の関東地区の期間平均視聴率は以下の通り。
▼10年前期「ゲゲゲの女房」18・6%
▼10年後期「てっぱん」17・2%
▼11年前期「おひさま」18・8%
▼11年後期「カーネーション」19・1%
▼12年前期「梅ちゃん先生」20・7%
▼12年後期「純と愛」17・1%
▼13年前期「あまちゃん」20・6%
▼13年後期「ごちそうさん」22・4%
▼14年前期「花子とアン」22・6%
▼14年後期「マッサン」21・1%
▼15年前期「まれ」19・4%
▼15年後期「あさが来た」23・5%
▼16年前期「とと姉ちゃん」22・8%
▼16年後期「べっぴんさん」20・3%
▼17年前期「ひよっこ」20・4%
▼17年後期「わろてんか」20・1%
▼18年前期「半分、青い。」21・1%
▼18年後期「まんぷく」21・4%
▼19年前期「なつぞら」21・0%
▼19年後期「スカーレット」19・4%
▼20年前期「エール」20・1%
▼20年後期「おちょやん」17・4%
▼21年前期「おかえりモネ」16・3%
▼21年後期「カムカムエヴリバディ」17・1%
▼22年前期「ちむどんどん」15・8%
▼22年後期「舞いあがれ!」15・6%
▼23年前期「らんまん」16・6%
▼23年後期「ブギウギ」15・9%
▼24年前期「虎に翼」16・8%
※「エール」から月~金曜日の本編のみ