ブロードウェーミュージカル「キンキーブーツ」（25年4月27日～5月18日、東京・東急シアターオーブほか）のビジュアルが18日付で解禁になった。
靴工場の跡取り息子チャーリーをダブルキャストで演じる東啓介（29）有澤樟太郎（28）、ドラァグクイーンのローラをダブルキャストで演じる甲斐翔真（26）松下優也（34）のフレッシュなツーショットとなっている。日本では16年に初演され、19年、22年に再演、今回で4回目の上演となる。これまでチャーリーは小池徹平、ローラは、三浦春馬さん、城田優が演じてきた。
コメントは以下の通り。
東啓介 「この作品にたずさわれることを大変光栄に思っています。強く、強く憧れていた作品に出演できること、そしてチャーリー役を演じられることがとてもうれしいです。今までの『キンキーブーツ』を作り上げてきたキャスト・スタッフの皆さまの思いを受け継ぎ、何よりも見てくださる皆さまに感動していただけるよう全身全霊で挑みたいと思います」
有澤樟太郎 「『キンキーブーツ』は、僕にとってあこがれの作品です。初めて舞台を見た時、ポジティブなエネルギーにあふれていて、なんてすごい世界観なのだろうと思いました。まさか自分がチャーリーを演じられるなんて思っていなかったので、決まった時はうれしいを通り越して、言葉で表現できない気持ちになりました。ビジュアル撮影では、松下（優也）さん、清水（くるみ）さんとご一緒させてもらったのですが、雰囲気がとても良くて、本番が楽しみになりました」
甲斐翔真 「今まで日本で上演された『キンキーブーツ』は毎回見させていただいていますが、初演時の衝撃は忘れられません。そして年々作品とファンの皆さまの熱量が上がっていくのを肌で感じていました。すばらしいキャストの皆さまと、どんな『キンキーブーツ』が作り上げられるのかとても楽しみです。ローラと向き合える日々が待ちきれません。プレッシャーも感じてはいますが、とにかく楽しんで経験したことのないような時間を過ごせるよう、精進していきたいと思います」とのコメントを寄せた。
松下優也 「ローラという特別な役を演じさせていただくことに、とても感謝と興奮を感じています。これまでローラを演じてきたすばらしい先輩方、それぞれの個性と情熱をもって彼女の魂を輝かせてきました。彼らが演じたローラを受け継ぎながらも、自分なりの優しさやはかなさ、華やかさ、力強さを持ち合わせたローラを演じきりたいと思います。初めての役どころであり大きな挑戦になりますが、その挑戦を通じて成長できることを楽しみにしています！ 彼女の強いメッセージや、自分が演じるからこその魅力を皆さんにお届けできるよう精いっぱい頑張りたいと思います」
また、靴工場の従業員ローレン役の田村芽実、清水くるみのビジュアル、コメントも解禁された。田村は「ビジュアル撮影で初めて実感がわき、ワクワクが止まりませんでした」、清水は「実は初演の時もローレンのオーディションを受けていました。念願の役をつかめたこと、本当にうれしいです」としている。
5月26日～6月8日は大阪公演。
◆東啓介（ひがし・けいすけ）1995年（平7）7月14日、東京都生まれ。舞台は「テニスの王子様」「刀剣乱舞」など。28日からミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」出演。
◆有澤樟太郎（ありさわ・しょうたろう）1995年（平7）9月28日、兵庫県生まれ。舞台は「刀剣乱舞」「ウエスト・サイド・ストーリー」など。25年2月からミュージカル「ヒーロー」が控える。
◆甲斐翔真（かい・しょうま）1997年（平9）11月14日、東京都生まれ。舞台は「デスノート THE MUSICAL」「エリザベート」など多数。12月はミュージカル「ネクスト・トゥ・ノーマル」が控える。
◆松下優也（まつした・ゆうや）1990年（平2）5月24日、兵庫県生まれ。舞台は「サンセット大通り」「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」など多数。22日から「イン・ザ・ハイツ」、25年1月は「ケイン＆アベル」。
