starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

長澤まさみ主演、三谷幸喜監督5年ぶり新作映画「スオミの話をしよう」興収30億円狙えるスタート


映画「スオミの話をしよう」初日舞台あいさつに登壇した三谷幸喜監督(撮影・村上幸将)

長澤まさみ(37)主演の、三谷幸喜監督(63)5年ぶりの新作映画「スオミの話をしよう」が13日、初日を迎えた。配給の東宝は、全国372館で封切られ、午後3時までの動員と土日の座席予約数を考慮し、興行収入30億円を狙える大ヒットスタートだと発表した。19年の前作「記憶にございません!」が36億4000万円を記録しており、同作を超えられるか注目だ。

東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演初日舞台あいさつの席上で、三谷監督は「監督、脚本、BGMのピアニカ(鍵盤ハーモニカ)を担当した三谷幸喜です」とあいさつした。トークの中で、プロモーションでテレビの各番組に出演する中で、中居正広(52)から「この作品、手に汗、握らないですね」と言われたと明かした。「嫌な言葉だなと思ったけれど、僕の作品だから悲惨な結末で終わるわけはない。手に汗を握らないんだけど2時間、楽しめる作品になったと思います」と笑いながら胸を張った。

三谷監督は、14年の舞台「紫式部ダイアリー」で起用した長澤を、22年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で語りで起用。同監督は、プライベートでは俳優と距離を置くスタンスだが、私生活でも親交がある長澤を、今回は主人公のスオミに起用した。坂東彌十郎(68)演じる、物語は、スオミの現在の夫で“5人目の男”である自分勝手な詩人・寒川しずおの屋敷から失踪するところから始まる。スオミの失踪を知り、元夫4人が寒川の豪邸に集結し、どこへ消えたのかと右往左往する。5人が語るスオミが、それぞれイメージが全然、違うのが、物語のポイントであり根幹だ。スオミの最初の夫で、寒川家のM気質の使用人の魚山大吉を遠藤憲一(63)、2番目の夫で見えっ張りのユーチューバー十勝左衛門を松坂桃李(35)、3番目の夫でお人よしな刑事・宇賀神守を小林隆(65)、4番目の夫で経質すぎる警察官・草野圭吾を西島秀俊(53)が、それぞれ演じた。

三谷監督は、スオミが現夫と4人の元夫と絡む重要なシーンを含め、長澤が「NGがありませんでした」と明かした。長澤は、4分半以上に及んだ当該シーンを振り返り「あのシーンは、皆さんの足を引っ張れない。緊張していましたが、夫たちの目が優しくて…見守ってくれた。夫達は結束力を固め、いい時間を過ごしたんだなと。自分のことに集中できて、感謝しています」と現、元夫を演じた5人に感謝した。

この日は、長澤演じるスオミの行く先々に現れる神出鬼没な女・薊(あざみ)を演じた宮澤エマ(35)西島が演じた草野の有能な部下・小磯杜夫(こいそ・もりお)を演じた瀬戸康史(36)寒川の世話係・乙骨直虎(おっこつ・なおとら)を演じた戸塚純貴(32)も登壇した。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.