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沢口靖子「科捜研の女」最終話8・6% シリーズ25年、感動のフィナーレは?


沢口靖子(2022年撮影)

沢口靖子(59)主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女season24」(水曜午後9時)の最終話が11日に放送され、平均世帯視聴率が8・6%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・7%だった。

同作は現行ドラマの最多シリーズ記録を更新する科学捜査ミステリーの先駆けで、シーズン24を迎えた。沢口は京都府警科学捜査研究所(科捜研)法医研究員・榊マリコを演じる。

◆最終話のあらすじ

雑居ビルの前で、転落死と思われる男性の遺体が見つかり、マリコら科捜研メンバーは臨場。ビル屋上には彼の靴が残されていたが、その靴には彼自身の血痕が付着しており、自殺を装って殺害された可能性が濃厚となる。

まもなく遺体の身元は、傷害致死の前科を持つ木本吉春だと判明。木本には11年前、兵庫県内でささいなトラブルを起こし、相手男性を殴って死亡させた過去があったのだ。当時、懲役5年の判決が下り、損害賠償命令も出たはずだったが、賠償金は10年間一度も支払っていないようだった。

土門薫(内藤剛志)がその事件の被害者の娘・福原楓(山谷花純)を訪ねると、木本は出所後すぐに行方をくらましたため、結局、賠償金は時効になってしまったと話す。その木本が殺されたことを伝えると、彼女は「ありがたいですね」という謎の言葉を口にした。

そんな中、事件を追う土門とマリコの前に、数カ月前の事件で知り合った九条署の交番巡査新開颯太(鈴木福)が現れる。颯太は楓とは幼なじみであることを打ち明け、彼女の力になりたいと訴え、捜査本部はどこまで真実に近づいているのか教えてほしいと頼みこんで来る。

そんな中、土門とマリコが木本の妹沙友里(手塚真生)から事情を聴いていると、そこに楓が出現。突然、「あなたの兄木本吉春を殺しました」と沙友里に告げるのだった。

その後、楓を救いたい颯太は、鑑定に情を持ち込まないマリコと対立することになる。

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