元乃木坂46で女優の白石麻衣（32）が、10月期のフジテレビ系「オクラ～迷宮入り事件捜査～」（同8日開始、火曜午後9時）に出演することが4日、分かった。
ダブル主演の反町隆史（50）杉野遥亮（28）のバディを軸に、お蔵入りしてしまった未解決事件を追う部署、通称「オクラ」の刑事たちが難事件解決に挑む物語。白石が演じる結城倫子は、気もけんかも強い勝ち気な性格の“元ヤン女性刑事”。「オクラ」の前に所属していた「組対」（組織犯罪対策部）所属時に、ヤクザ30人を組ごと病院送りにしたというウワサもある人物だ。刑事役は同局系「風間公親－教場0－」以来、自身2度目。今作では拳を振り上げる“武闘派”シーンも登場するという。
口調や言葉が強めなヤンキーは「自分とは正反対」といい「スマホで『女性 ヤンキー』と検索してみたんです（笑い）」と役作りを明かす。「検索してみると、仲間を大切にする人情深い部分があって、仕事に向き合う姿勢は大事にしつつ守るものは守って、たたき直したいことには一喝する…。すごく温かい人たちなんじゃないかと感じたんです」とヤンキー像を捉えた。
人情に厚い昭和刑事・飛鷹千寿を演じる反町とは、今回が初共演。「『GTO』や『ビーチボーイズ』で見ていた世代でした。俳優の大先輩として見て学ぶ部分もたくさんあると思うのでこっそり盗んでいきたいです」とし「共演者の方々と良い空気感で撮影できるように私自身も頑張りたいです！」と前向きに挑む。
クールでタイムパフォーマンス（時間対効果）重視の省エネな令和刑事・不破利己（杉野）など、独特な登場人物たちで彩られる今作。白石は「1人1人の個性的なキャラクターも見応えある作品。とにかく楽しみにしていてください！」と宣言。「踊る大捜査線」など、ヒット作を生んだ同局伝統「火9ドラマ」でクセ強めな華になる。
