元プロボクシング世界ライトフライ級王者でタレントの渡嘉敷勝男（64）が4日、フジテレビ系「ぽかぽか」に出演。約30年前に高視聴率をたたきだした同局系クイズ番組「平成教育委員会」（1991～97年）での「おバカキャラ」をめぐり“奇跡”が起きた。
渡嘉敷は「テレビ番組でできたキャラクターに苦しめられたことがある」との問いかけにマルで回答。平成教育委員会で珍回答を連発したことが説明された。
進行の山本賢太アナ（26）は「実際に渡嘉敷さんが間違えた問題がこちらです」とフリップで紹介。難関の灘中学校の問題で「次の意味にあう鳥の名前を使ったことわざを答えなさい 意味：突然のことに目を丸くして驚き きょとんとするさま」と示されると、
MCハライチ岩井勇気（38）が即座に「あ～、なるほどね」とつぶやき、相方の澤部佑（38）も「あ～、なるほどね」と理解した様子を見せた。
一方の渡嘉敷は「こんな問題が出されたことも覚えてない」と困惑。静まりかえるスタジオで、ゴリエは「今、渡嘉敷さんが『この問題を間違ったんだぁ～』って、みんな分かっているけれども、竹原（慎二）さんだけがこうやって」と、竹原が分からないのを隠すように斜め上に視線を泳がせる動作をマネだ。
辻希美（37）も「文章の理解を頑張ってます」と苦闘していると、澤部は「竹原さんと辻ちゃんは分かってない」と状況説明。ここで辻が両目を見開いて「これ、当てていい」とひらめいた表情で語り「ハッと（鳩）驚く」と自信を持って口を開いた。
会場が爆笑に包まれる中、山本アナが「渡嘉敷さんの解答を見ますか」と、付箋で隠された渡嘉敷の当時の回答をオープン。そこには「鳩ッとおどろく」と、まさかの完全一致の回答が書かれてた。
会場のボルテージが上がり、渡嘉敷が辻と握手して右手を振り上げた。ゴリエは「とかしきのぞみ、だ」と叫ぶ中、山本アナが正解の付箋をとって「鳩が豆鉄砲を食ったよう」と出すと、不安そうな表情だった竹原は「知ってましたよ」とひと言話して満面の笑みを浮かべた。
澤部が「辻ちゃんも見れば意味、分かる？」と確認すると、辻は「ん、えっ、意味が分からない」と顔を伏せた。澤部は「もうやめましょ、でも、スゴいなぁ」と30年以上の時間を超えた同じ回答に感動していた。
