AKB48が2日、神奈川・かながわアートホールで「劇場工事中出張公演」初日公演を開催した。
東京・秋葉原のAKB48劇場リニューアルのため、全国20カ所を巡る出張公演がスタート。初日は「今日は誰に恋をする？」公演で、出演メンバー16人が盛りあげた。
公演は「ロマンス、イラネ」で幕開け。総監督の倉野尾成美（23）は「AKB48劇場工事中出張公演in神奈川はじまりましたー！」とあいさつ。この日20歳の誕生日を迎えた鈴木くるみは、ファンがサプライズで掲げたメッセージカードに歓喜。「20歳のいいスタートを切れるように今日の出張公演、全力を尽くします！」と力強く意気込んだ。
神奈川出身で同公演のプロデュースを手がけた村山彩希（27）は「出張公演特別バージョンということで曲も追加したり。AKB48の曲をまた聞きたいなと思っていただけたらうれしいなと思います！」と呼びかけた。
中盤には、スペシャルバージョンのメドレーで「重力シンパシー」「大声ダイヤモンド」「恋するフォーチュンクッキー」を立て続けにパフォーマンス。全19曲の熱いステージを届け、初日の幕を閉じた。
終演後、村山はメドレーの選曲について「もともとコアな曲ばかりのセットリストなので、初めてAKB48のステージを見に来てくれた方にも『この曲知ってる！』ってなってほしくて。『重力シンパシー』とか、私が初めて買ったCDでもある『大声ダイヤモンド』、昔の全国ツアーとかでもよくやっていた『恋するフォーチュンクッキー』を」と明かした。
倉野尾は「劇場よりも全体が見渡せる会場で、ファンの方の応援や反応が目に見えてわかったのですごくうれしかったです！」と回想。「全国20カ所まわらせていただくので、なかなか秋葉原に来れない全国のファンの方にも、いつも私たちが秋葉原で魅せているAKB48をお届けして『劇場がリニューアルしたら見に行きたい！』と思ってもらえるきっかけになったらいなと思います！」とコメントした。
12月8日には、新劇場リニューアルオープン公演が開催される。
