劇団四季で上映中のミュージカル「アナと雪の女王」が30日、日本上演通算1000回を達成し、特別カーテンコールを開催した。
この日、エルサを演じた三井莉穂が「本日はご来場いただき、誠にありがとございます。ミュージカル『アナと雪の女王』は本日、日本上演通算1000回を達成いたしました」とし、「2021年6月の開幕以来、劇場に足を運んでいただいたお客さまは延べ137万人。この作品を愛し、育んでくださる皆さまに、出演者、スタッフ一同、心より御礼申し上げます」と感謝を述べた。
また、「これからも作品の感動をお届けできるよう、1回1回の舞台を誠心誠意つとめてまいります。皆さまと、またこの劇場でお会いできることを楽しみにしております。本日は、誠にありがとうございました」と続けた。
その後、キャスト一同が頭を下げると、満員の会場はスタンディングオベーションで応えた。カーテンコーコールは計5回繰り返された。
同作は、13年にアメリカで公開された同名ディズニー映画を基に創作され、18年3月に、ブロードウェーで初演された。音楽は「ありのままで」などのオリジナル楽曲に加え、10曲以上の新曲を追加。雪と氷の世界を演劇的想像力と最新技術との融合で、劇場空間いっぱいに表現している。
劇団四季とディズニーの提携作品の上演回数トップ（24年8月30日現在）は、「ライオンキング」の1万4200回。続いて、「美女と野獣」が6275回、「リトルマーメイド」が4046回となっている。
