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湯川れい子さん「作詞家がほとんど男性ばかりだと気が付いた時…」あの大ヒット曲を書いた


湯川れい子氏(2022年10月撮影)

音楽評論家で作詞家の湯川れい子さん(88)が23日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。アン・ルイスの84年の大ヒット曲「六本木心中」を作詞した経緯を明かした。

湯川さんは同曲を「名曲」と称賛する投稿に応える形で、作詞の経緯を説明。「この歌をなぜ書いたか と言うと、女と言えば着物を着て、髪をアップにした歌手が、未練たっぷりに男の人に取り縋る歌ばっかりで」と当時の音楽界を回想しながら「でも周りを見渡してみると、そんな女性よりも、頑張るだけがんばって、つくして、あゝ、これまでよと思ったら、別れた後には後ろも振り向かない」と現実の情景もつづった。

その上で、歌詞の世界について「そんな女が出て来ないのはなぜだろうと考えて見たら、作詞家がほとんど男性ばかりだと気が付いた時でした」と説明した。

その後の投稿では、米歌手シンディ・ローパーのインタビューのためニューヨークに向かう深夜便の中で、メロディーに歌詞を付けていく作業をしたことも回想。フォロワーから、演歌には「男が妄想する女性」の登場が多いとの指摘が寄せられると、湯川さんは「あれから半世紀かかっても、なかなか変わりませんね」と私見を披露した。

「六本木心中」には男性に対して「うぬぼれないで」などの言葉や、女性の立場で「泣きはしない」などの歌詞が登場する。

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