Snow Man岩本照（31）が17日、東京国際フォーラムで、主演を務めるミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」（19日から9月17日まで同所など）プレスコール取材会に出席した。
同作は1980年（昭55）に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説「世界をだました男」を元に製作された映画のミュージカル版。22年に岩本主演で上演されて好評を博し、再演となる。
天才詐欺師を追うFBI捜査官ハンラティ役の吉田栄作（55）が前作に続いて出演するほか、ヒロイン・ブレンダ役には元宝塚歌劇団花組トップ娘役の仙名彩世（35）を新たに迎えた。仙名は「この作品は華やかワクワクするシーンが立て続けに展開されていくので、見ているお客さまは忙しいと思うんですけど、我々に身を任せていただけたら」と意気込んだ。
岩本が吉田を「打ち上げリーダー」と呼ぶなどカンパニーは和気あいあいとした雰囲気という。仙田は、座長・岩本ならではのエピソードを暴露。「稽古中に岩本さんが上の方を見てキョロキョロしていて。どうしたの？ って聞いたら『ぶら下がれるかと思って』って。懸垂？ 今！？ って思いました」と、“筋トレキャラ”のストイックな素顔を明かした。
岩本は「誰も見てないと思ってやっています…」と苦笑。「常に懸垂できる場所を探しているのか」と取材陣に問われると「常に探してはいます。（懸垂は）時間が許す限りやっています」と認め、笑いを誘っていた。
