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渡辺裕之さん演じたシーボルト継いだ京本政樹と鳳恵弥が思い継ぐ 舞台「シーボルト父子伝」


舞台「シーボルト父子伝 ~蒼い目のサムライ~受け継ぐ者達」公開リハーサル後の囲み取材で語り合う、左から京本政樹、鳳恵弥、山本圭壱(撮影・村上幸将)

舞台「シーボルト父子伝 ~蒼い目のサムライ~受け継ぐ者達」が8日、東京・博品館劇場で開幕した。22年5月に66歳で亡くなった渡辺裕之さんが、20年の初演と21年の再演時に演じたフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト役を演じる京本政樹(65)と、シーボルトの息子ハインリヒ役で主演し、脚本、演出も兼ねる鳳恵弥(おおとり・えみ=43)は、公開リハーサル後の囲み取材で、渡辺さんの思いを継ぐと意気込んだ。

「シーボルト父子伝 ~蒼い目のサムライ~受け継ぐ者達」は、コロナ禍の20年の初演から再演、再々演を重ね、今回で5回目の上演となる。鳳は「5年目を迎えました。最初はコロナ禍で始まり…演劇が不要不急のカテゴリになり、そこからの出航。人が、ただ飯を食って生きているのではなく、心の栄養を得て人生はあると思う…それは芸能文化が担っていると思って、舞台を続けてまいりました」と、ここまでの経緯と思いを説明。「ここに立っていられるのは、良い仲間に恵まれたから。このチームでやると、思い出されるのが渡辺裕之さんの背中。いまだに背中を追いかけている。背中をいつまでも追い続け、受け継ぐ者の末席においてもらえるように…との思いで挑もうと思います」と決意を語った。

京本は「僕は、役者歴46年くらい。渡辺裕之さんとは、デビューしてからと言うより、友達の友達。僕も『必殺(シリーズ)』やっていなかったから売れていなかった。一緒にボウリングに行って…19、20歳くらい。ナベさん、ナベさんと呼んでいた」と、渡辺さんとの関係性を説明。役を引き継いだことについては「ナベさんが(舞台の)製作にも携わるくらい一生懸命だと聞いた。全く違うキャラクターで、渡辺さんに近づく発想もなかった。僕は映画、テレビでご一緒するけど、演劇でお会いすることはなかった」と語った。

ヒゲを生やす役も経験がないといい「新作だからやっていることは違うんでしょうけど、ナベさん、こういう景色、見ていたんだと…貴重でしょ? 1つ1つ、天国のナベさん、見てどう思っているか分からない。京本、京本といつも言われてましたけど」と、感慨深げに口にした。

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