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恵俊彰「ひるおび」で五輪8大会伝え「達成感」情報番組でのスポーツ報道の試行錯誤振り返り


MCを務めるTBS系情報番組「ひるおび」が15周年を迎え、「15」のポーズを披露する恵俊彰

TBS系情報番組「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)が放送15周年を迎え、MCの恵俊彰(59)が、このほど都内で取材会を行った。バンクーバー冬季五輪(10年)から現在開催中のパリ五輪まで、15年で伝えたオリンピックは8大会にのぼる。日本人選手だけでなく、壁となる相手選手のすごみも伝えられるようになったことに「達成感」を感じているという。

   ◇   ◇   ◇

熱戦が繰り広げられているパリ五輪について恵は「ドラマがいろいろあって、本当に面白いですよね」と話す。岡慎之助選手が金メダルに輝いた体操男子個人総合は、スタジオにゲスト出演した池谷幸雄氏の解説の分かりやすさとともに特に印象に残るという。

「橋本大輝さんのようなスーパーオールラウンダーがミスをしたり、中国の選手が鉄棒でミスをしたり。強い人が勝つんじゃなくて、勝った人が強いんだという意味でいうと、岡選手が強かったと思うんですね。その厳しさみたいなものが今回すごく表れていて」。

勝負の厳しさという点では、ソチ五輪(14年)のフィギュアスケート女子、浅田真央さんの戦いも同様だ。「ショートプログラムの得点が悪くて(16位)、でもフリーで頑張って6位になって。印象に残るシーンというのは決して勝ったところだけではないなと」。また、「今回の柔道の阿部詩選手もそうですよね。日本の選手がすごいのはもちろんだけど、壁になっている外国の選手もすごくて、そのどちらも番組でお伝えできていると思います」と手応えを語る。

「それも番組が長く続いたからこそ」とし、「アスリートの方と話していると、『勝つ時は一瞬で、僕らは負けた時がほとんどなんです』とおっしゃる。オリンピックが素晴らしいのはそういうところなんだろうなって」。

22年、早大大学院スポーツ科学研究科に合格。「情報番組におけるスポーツの伝え方」をテーマに論文を書き上げ、昨年3月に卒業したばかり。「スポーツが好きな人が見るスポーツ番組と違い、お昼の時間帯はスポーツに興味がない人も見るから、ルールから入れた方がいいんじゃないかとか」と、当初の試行錯誤を振り返る。

今や、「ひるおび」のスポーツコーナーはアスリートや競技関係者からも一目置かれる存在となっている。「興味がない人に興味を持ってもらうところから始めてみんなで勉強して、今はスタッフみんな詳しいです。『ひるおび』を見続けてくれている人もスポーツに詳しくなっていると思うと達成感がある」と話している。

◆「放送15周年特別Week」 12日~16日の5日間、番組ではさまざまな特別企画で“ニュースな現場”を深掘り。出演者がスタジオを飛び出し、話題のスポットを取材。恵と江藤愛アナウンサーの初のツーショットロケも話題を集めそうだ。

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