米歌手ブリトニー・スピアーズ（42）が、昨年出版して話題を呼んだ大ベストセラー回顧録「ザ・ウーマン・イン・ミー」が、映画化されることが明らかになった。以前から映画化権を巡って複数の映画会社が争奪戦を繰り広げていることが伝えられていたが、1日にユニバーサル・ピクチャーズが映画化権を獲得したことを発表した。
米CNNによると、監督は映画「クレイジー・リッチ！」（18年）でメガホンを取ったジョン・M・チョウ氏が務めるという。チョウ監督がメガホンを取る今秋公開の話題作「ウィキッド」やアカデミー賞6冠に輝いた「ラ・ラ・ランド」（16年）などを手がけたマーク・プラット氏がプロデューサーを務める。
スピアーズは1日、X（旧ツイッター）を更新し、「マーク・プラットと秘密のプロジェクトに取り組んでいることを、ファンの皆さんにお伝えできてうれしい。彼はいくつもの私のお気に入りの映画を作ってくれました。お楽しみに！」とつづっている。
アイドルから2児の母となったスピアーズの波瀾（はらん）万丈な半生が赤裸々に描かれた回顧録の映画化では、後見人となった実父との確執や元恋人の歌手ジャスティン・ティンバーレイクとの関係なども描かれることになる。
現時点で、スピアーズやティンバーレイクを誰が演じるのかは不明だが、発表されれば大きな話題を呼びそうだ。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）
