starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「審判への批判は選手のためにならず」元ラグビー日本代表が強調「人間であるレフェリーが前提」


福岡堅樹氏

元ラグビー日本代表の福岡堅樹氏が、3日放送の日本テレビ系情報番組「ウェークアップ」(土曜午前8時)に出演し、パリオリンピック(五輪)でたびたび話題となっている審判の判定について私見を示した。

中谷しのぶアナは、大会を通じて選手への誹謗(ひぼう)中傷があり、日本選手団が声明を出す事態になったことを紹介。福岡氏は「非常に感じるところは多くて、まずはSNSというものの普及によって、これまでお茶の間の批判で済んでいた部分が、選手にも届きうるものになってしまった。だからこそ、SNSで発信するときは、それが人を傷つける可能性があるのか、もう一度振り返る。そういった社会にしていかなければいけない」と語った。

さらに「もうひとつ、個人的には気になっている部分があって、レフェリングへの批判、というところなんですけど」と切り出すと、手書きのフリップを公開。「審判への批判は選手のためにならず」と書かれた文字を示しながら「もちろんレフェリングに対して感じる部分はあるので、それに対して感情を表現する、ということは当然あるとは思うんですけど、選手たちはまず、人間であるレフェリーが笛を吹くということが分かった上で、それが前提であるルールの中で、そのスポーツをやっています」と明言。「なので、それが最終的にそういったことになって、その時は一時的な感情で、苦しい思いをするかもしれないんですけど、それは覆らないので、いずれは受け入れなければならない時というのが必ず来ます」とした。

その上で「そんな時に、あまりに過熱したレフェリー批判というのは、選手たちにとっても、なかなか受け入れられないものになってしまいますし、逆に選手たちに温かい言葉をかけてくださっていると、そういったファンの言葉というのは、選手たちが切り替える時にすごく前向きなものになるので、ぜひそういった温かい言葉をかけていただけると、元選手としてはすごくありがたいな、と思います」と力説した。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.