＜ニッカンスポーツ・コム／芸能番記者コラム＞
11人組男性グループ、JO1が7月28日に横浜のKアリーナで行ったファンイベントを取材しました。
この日は気温が35度に近い猛暑。最寄り駅から会場へ向かう細い道路は多くのファンでごった返していました。「ほら、見てみて。雨が降っていないのに傘だらけだよ」。歩道橋から下を見た女性が友人に投げた言葉の方に目を向けると確かに！ あたり一面がギッシリと日傘で埋まっています。コンクリート上にいる体感温度は40度超でしょうか。その中をオジサン記者は大汗をかきながら黙々と会場へ向かいました。
熱気に満ちた約2時間半のライブ取材を終えて会場の外へ。そこにはエンタメの盛り上がりとは次元の異なる熱気が待っていました。夕方の6時近くだというのに横浜地区はヒートアイランドのまんま。さらに、駅に向かう敷地の一部には入場規制がかかっていて、1本の細い道しか通れないようになっていました。なぜ？ 人の列がなかなか前に進みません。JO1のファンは10～20代の若い女性が圧倒的に多いのですが「倒れる人が出てもおかしくないな」と正直思いました。汗でシャツをビッショリにしながら駅に向かいます。
その夜、寝ている最中に両足がけいれんを起こしました。水分補給は意識的にしていたはず。それでも、ライブ取材のほかに、都内から会場への往復3時間の列車移動、原稿の執筆など、長時間座っていたための血行不良もあったのでしょうか。オジサンにとっては、健康被害をもたらしかねない猛暑の1日でした。
Kアリーナ横浜か。待てよ…。8月17、18日にTHE ALFEEのイベント「50年目の夏祭り」が同所で開催されます。メンバー3人の平均年齢は70歳。多くのファンも人生経験を重ねた年齢に達しています。大丈夫かな？ どうかそのころには猛暑が落ち着いていますように！ そして帰り道の一部規制がありませんように！ 半月後のことですが切に願っています。【松本久】
