タレントのスマイリーキクチ（52）が23日までにX（旧ツイッター）を更新。喫煙と飲酒行為などでパリ五輪出場を辞退した体操女子の日本代表で主将宮田笙子（19＝順大）に関し、私見をつづった。
キクチは「宮田笙子選手の件で賛否両論ありますが、辞退の判断が正解かは分かりません、でも安心した」と書き出した。そして「もし出場ならエースなら何をやってもいいのかと批判が殺到するし、その重圧でオリンピックに臨めるか、もし成績不振だったら総攻撃に遭う。言葉の暴力に耐えられるか心配だった。次に進めるように応援したい」と続けた。
日本体操協会は19日、都内で緊急会見を開き、宮田が事前合宿地のモナコから帰国した件について説明を行った。宮田はパリ五輪の出場を辞退した。喫煙の疑惑が浮上していたが、ナショナルトレーニングセンターで飲酒を行っていたことも加えて明かされた。飲酒と喫煙行為は6月末から7月に確認された。
キクチはかつて、ネット上で殺人事件の関係者などといわれなきデマを書かれ、誹謗中傷を長年受けた経験がある。ネットの危険性やモラルなどについての講演活動もしており、共著本「ネット中傷 駆け込み寺」なども出している。
