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山崎賢人「20代はもう1つの人生のように信を生きてきた」NYアジアン映画祭コメント集


ニューヨーク・アジアン映画祭で、日本人初の「The Best from the East Award」を受賞し、トロフィーを手にした山崎賢人

山崎賢人(29)が20日(日本時間21日)、米国で開催中のニューヨーク・アジアン映画祭で「The Best from the East Award」を受賞した。同賞は、アジア映画全般で功績があり、世界の映画とエンターテインメントの展望に多大な貢献をしたアーティストをたたえる賞で、日本人としては初の受賞となった。

山崎の受賞スピーチと、授賞式後、米国で初上映された最新作「キングダム 大将軍の帰還」の上映後に、松橋真三プロデューサーと行った質疑応答、そして事後に思いを語った、主なコメントは以下の通り。

<授賞式>

「Hello everyone.My name is Kento Yamazaki.It's great honor to be here today.」(皆さんこんにちは、山崎賢人です。ここに来ることができ、とても光栄です)

「今回このような賞をいただけて本当にうれしく思います。『キングダム』という作品は自分にとってもすごく大切な作品の1つです。20代の7年間をキングダムという作品、信という役とともに、もう1つの人生のように生きてきました。1人では、このような賞をいただくこともできなかったと思うので、キングダムを愛していただいている皆さんにこの場を借りて感謝を伝えたいです。ありがとうございます!」

「日本の最高のスタッフ、キャスト、みんなで作り上げたからこそ、この賞をいただけたと思うので、チームを代表してこの賞をいただきたいと思います。(トロフィーが)すごく重いです! 今回初めてニューヨークの皆さんに大スクリーンでキングダムを観てもらえること、本当にうれしく思います。これを機に海を越えてキングダムが皆さんに愛してもらえたらうれしいです」

「Thank you,NewYork! Enjoy Kingdom!」

<上映後の質疑応答>

-この7年間、あなたは信というキャラクターを演じてきました。7年前に最初に映画「キングダム」が始まったとき、7年間もこの役を続けることになると思いましたか?

山崎 1作目を作ったときには今、観ていただいた「大将軍の帰還」は決まっていなかったのですが、ここまで作ることを目指してやってきました。1作目が終わったときにもう1つの人生だと思いながら気持ちを込めて演じてきたので、「俺は天下の大将軍になるのに、なんでここで撮影が終わってしまうんだ」と信の人生が、いったんストップしてしまうという矛盾にもがいていましたが、今はここまで信を演じることができて本当に幸せに思います。

-世界中で愛される信の魅力は何だと思いますか?

山崎 すごくまっすぐでウソがない、気持ちのいい人間だからかなと思います。自分自身も信からまっすぐな部分や気持ちに影響を受けて自分もそうでありたいと思っていたので、観ていただいた皆さんもその信のまっすぐさに心動かされているのかなと思います。

-信というキャラクターを演じる中で、自分自身も成長したと感じる部分はありますか? 信からご自身は何を学びましたか?

山崎 信が天下の大将軍を目指すように自分自身も俳優としてすごい俳優になりたいなという気持ちがあって、信は強くなるために剣の修行をしますが、俳優としてはアクションの練習やできる準備はしっかりするなど、すごく信と自分がリンクするところはたくさんあります。その他にも、信と■政(えいせい)の関係性や信と王騎(おうき)将軍の関係性と同じように、■政を演じた吉沢亮くんとは同世代の友達だけど一緒に俳優として上を目指していく存在、王騎将軍を演じた大沢たかおさんは大先輩でいろんなものを与えてくれる方…自分自身との関係とも似ていて、素直に信と同じようにまっすぐ向き合うことで信を演じられたのかなと思います。

-他の役と比べて、どれくらい楽しかったですか?

山崎 20代は、信しか演じてないくらいなので比べるまでもないというか、それくらい信はもう1人の人格のような感覚。すごく体を動かすことが好きなので、信として一緒に体を動かすことも楽しい要素の1つでもあるし、キングダムは本当に面白いので、すごく楽しいです!

-私たちが見てきた劇中の素晴らしい風景について少し教えてください。

どうやって撮影実現したのですか?

松橋 撮影はコロナ真っ最中だったので日本から出ることができなかったんです。本当は中国の雄大な景色で撮りたかったのですが、それが適わなかったため日本で相応しい場所を探しました。ただ、中国の雄大な景色は撮影したかったので、リモートで中国のスタッフと打ち合わせをしながら中国パートの撮影をしてもらい、素材を後々合体させる作業をしながら撮影をしました。同じ1枚の画の中に手前は日本で後ろは中国になっているものなどもあり、さまざまな工夫を凝らして撮影しました。

※■は亡の下に口、下に月女迅のツクリを横に並べる

<イベント後の感想>

「ニューヨークの皆さんが温かく迎えてくれたので、すごく楽しかったです。日本ではなかなか聞かれないような角度の質問も多くて、また違った角度で自分の中でも『キングダム』の魅力を伝えられたかなと思います。改めて今回、ニューヨークの皆さんに観てもらえてすごくうれしかったです。ニューヨークの皆さんに今日観ていただいて、もっともっとキングダムの面白さが広がっていったらいいなと思います。これだけ心震わされて熱くなれる作品なのでぜひ映画館の大スクリーンで観てほしいし、日本のエンターテインメントの最高峰だと思うので、シンプルに映画館に楽しみにきていただけたらいいなと思います!」

◆ニューヨーク・アジアン映画祭 2002年(平14)に創設され、今年で23回目を迎えた北米でも有数のアジア系映画祭。今年は12~28日の約2週間にわたり、ニューヨークでアジアを体験できる映画祭で、アジア映画の最高峰に敬意を表し、著名な映画製作者と新進気鋭の俳優を表彰。韓国・中国・タイ・フィリピンなどアジアからの約90作品以上が出品。主流の大ヒット作品からインディペンデント系の奇抜な作品、熱狂的なファンがついてるカルト映画など多様で個性的な作品を上映。ジョニー・トー(中国)、ポン・ジュノ、パク・チャヌク(ともに韓国)など、現代アジア映画の監督たちの作品を推奨した初の北米映画祭でもある。「The Best from the East Award」は、映画祭に出品した作品の中で、最も国際的な人気と秀逸さを見せた俳優を選び毎年、1人に贈られる。

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