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猪瀬直樹氏、宮田笙子を「名前まで晒し追い詰める必要ある?」飲酒スケボー選手は厳重注意止まり


猪瀬直樹氏(2022年5月26日撮影)

猪瀬直樹参議院議員(77)が20日、X(旧ツイッター)を更新。体操女子のパリ五輪日本代表で主将に選ばれていたエース宮田笙子(19=順大)が飲酒喫煙の発覚により出場辞退したことについて言及した。

猪瀬氏はスケートボードで5月のパリ五輪予選シリーズ上海大会に出場した20歳未満の日本の4選手(男女各2人)が現地で飲酒し、国内統括団体のワールドスケートジャパン(WSJ)から代表選手規程の違反行為として厳重注意などの処分を受けていたとする記事を引用。

「スケボーでは厳重注意で済ませているし,名前も公表していない。選手の今後を考えての処置だろう」と推察。続けて「その程度の問題を女子体操ではなぜ名前まで晒し出場停止処分にしたのか。未来がある19歳をそこまで追い詰める必要がいったいどこにあるのだ!」と訴えた。

猪瀬氏は宮田の出場辞退にXで連投。前日19日には「つくづく日本人は劣化している。たかがタバコで何を騒いでいるのか。麻薬じゃないんだぞ!!」と主張。「規則尽くめの杓子定規が日本をダメにしてきたのだ。こんな些細なことで19歳の夢を潰すつもりか!」とつづっていた。

宮田が所属する順大の原田睦巳監督(日本代表コーチ)が会見で涙した際には「原田監督、いちばん身近なあなたが体を張って世間の風圧に抗し、宮田選手を庇ってあげたらよかっただけじゃないか!いまさらお涙頂戴は要らない」と記述していた。

日本体操協会は前日19日、宮田の喫煙に加え、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で飲酒を行っていたことも発覚したと発表。飲酒と喫煙行為は6月末から7月に確認された。今月15日に疑惑が浮上し、18日に緊急帰国。都内で聞き取り調査を実施し、辞退を申し出る結論に至った。

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