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3人組女性ボーカルグループ「et-アンド-」が20日、都内で、3周年ワンマンライブ「Posteros Vol.5~3rd Anniversary~」を行った。
同グループは、19年「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」覇者で元SKE48の野島樺乃(22)をリーダーに栗本優音(19)山崎カノン(23)モラレスきあら(22)の4人で21年7月、デビュー。23年12月、モラレスは脱退している。
前半はトーク力アップを目指すラジオプログラム「skill up time」の公開収録となった。「今日は3周年にお越しいただき、ありがとうござます」と話した野島の声は、激しくかれていた。「喉の調子が悪くこんな声になってしまい、精いっぱいの声がこれです」とし、「公開収録では筆談とたまにぼそっとつぶやきますので、私の分も笑ってください」と訴えた。また「体調はめちゃ元気なので、みんなと一緒にできれば」と続けた。
後半のライブパート前、野島は「私がこんな調子なので、新曲の初披露を予定していたけど、できなくなってしまいました」と報告。「でも、2人がしっかり歌ってくれるので、私も客席から見させていただきます」とし、振り絞るような声で「今日しかないライブになりますので。楽しんでいってください」と話すと、最前列から2人を見守った。
ライブパートは栗本と山崎がキーボーディストと一緒に、その場でファンのリクエストに応えるかたちで、カバー曲を主体に展開。山崎は「みんなで作ったステージですが、次は3人でステージに立ちます」と話すと、ファンは惜しみない拍手を送った。
最後は最前列からステージに上がった野島の「みんの声が聞きたいのでこの曲を」と「Holoholo」を披露。野島はタオルを振り回して、全力で踊った。
ライブ終わりには、この日初披露予定だった2曲の新曲をファンととも聞いた。また、25年3月15日のワンマンライブを発表した。
関係者によれば、野島の喉の状況は「医者に相談したところ、『今日無理したら1カ月は声が出なくなります』と言われました」という。今後のライブスケジュールを鑑みての判断となった。【川田和博】