女優尾野真千子（42）が19日、NHK「あさイチ」に出演。「怪物」と思っている女優について語った。
尾野は同局連続テレビ小説「虎に翼」（月～金曜午前8時）で語りを務めている。
キャスターの博多華丸から「あらためて、伊藤沙莉さんのお芝居については？」と同ドラマでヒロインを務めている伊藤の演技について聞かれると、尾野は「いや、もうね、素晴らしいですね。たぶんみなさん思ってると思いますけど、素晴らしすぎるからもう言うことないし、音をとってる時とかもどんどん感情持ってかれてるから、1人でブースで泣きながらやったりとかいろいろしてますよ。もうほんとあの人は“怪物”です」と述べた。
伊藤と映画で共演歴があることを聞かれると、尾野は「その時にもう、“こいつは怪物だな”って思って。こんな仲良くしてもらえるとは思ってなかったですけど、若いのに何かといろいろ完璧にこなすんですよ。何をやらせてもこなすし、もう言うことがなくて。監督に“こうしてください”って言われたら“はい”ってすぐそれやっちゃうし。“わあ、怪物出たー”って思って。そしたらどんどん仲良くなってお酒飲むようになって。そしたらいろんな話を聞かせてもらって。“あたしこの怪物と今一緒にいるんだ”と思って。なんかちょっと幸せな気分になって“あ、こいつ絶対出世するんだろうな”って思いながら、“仲良くしとこ”って思って」とユーモアも交え、続けた。
尾野も朝ドラでヒロイン経験があるが、華丸から「尾野さんから見ても伊藤さんというのは…」と聞かれると、あらためて「怪物です。ほんとに、こんな器用な人いないなって思うぐらい器用にこなして、いろんな感情を引きだして、見てくれる人たちの感情もどんどん引き出してくれてるので、ああ素晴らしいなーと思って」と絶賛した。
