リアルとバーチャルの2世界で活躍するパラレルシンガー、七海うららが14日放送のフジテレビ系特番「オールスター合唱バトル」に出演し、所属するエイベックスの音楽系に特化したエージェンシー「muchoo」メンバーらと組んだ「ミリオン再生合唱団」として優勝を飾った。
番組は各20人で構成される7つの合唱団が演目2曲を合唱で披露。5人の審査員の得点で争う。
結果は、七海ら20人中10人をmuchooクリエイターで占めたミリオン再生合唱団とミュージカル合唱団がともに満点をたたき出し、ダブル初出演ダブル初優勝に。先にミュージカル合唱団が満点を出したあとのプレッシャーのかかる状況の中、七海らも見事に満点を獲得した。
七海は「リアルの世界で皆さんと一緒に歌うこと自体が初挑戦で、最初は自分の声がどうなじめるのか不安でした。みんなで目を見ながら歌って、『こういう歌のコミュニケーションの取り方、めっちゃ楽しいな！』と思って、その時に覚醒したというか、合唱の楽しさに目覚めたみたいなところがありました。あの感じを思い出しながら本番に挑んで、みんなと一緒に学生時代の部活みたいな、『青春』というものを思い出す時間だったなと思いました」と練習時などを振り返った。]
地上波番組でチームで満点獲得という結果には「現地でもすごく手応えがあって、指導をしてくださっていたスタッフの皆さんとプロデューサーさんも泣いて喜んでくれていました」と語り「自分からするとすごく雲の上のような存在の芸能人の方、歌姫の皆さんとかもいっぱいいらっしゃった中で、いろんな方が初対面なのに声をかけてくださって、『歌、すごくよかったです！』『動画見ます！』と言ってくださったり、『あのステージを観てファンになりました！』と言ってくださった方がいました。自分の磨いてきた歌が間違っていなかった、やってきたものが認めていただけたという実感も感じられました」と充実感をにじませた。
muchooメンバーとしてはペルピンズ、財部亮治、おかのやともか、るーか、Plus Unison．が出演。ペルピンズのRIOSKEは昨年末の同番組で敗れた悔しさも振り返り「本番前まではやる気もすごくあったし、自信たっぷりだったんですけど、他の出場グループの完成度を聞いた時に、『これはヤバいな』と思いました。個人的な感覚では、正直、優勝まではどうだろう？という気持ちでいたので、最後はもう、『このチームで最高の思い出を作ろう！』と思ってラストの曲を歌ったんです。それで僕たちの気持ちが届いて優勝につながったんですけど…。いまだに信じられないというか。自分たちの絆、思いが届いたんだなと思って、うれしいなという気持ちでいっぱいです」と喜んだ。
