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尾木ママ、「重く受け止める」を繰り返す斎藤兵庫県知事を皮肉る「岸田総理にそっくり」


尾木直樹氏(2023年10月撮影)

“尾木ママ”こと教育評論家尾木直樹氏が18日放送のABCテレビ「newsおかえり」(月~金曜午後3時40分)に出演。パワハラ疑惑に揺れる兵庫県の斎藤元彦知事を岸田文雄首相に重ね合わせた。

斎藤氏を巡っては、同氏のパワハラ疑惑や“おねだり”疑惑などを告発する文書を配布し、懲戒処分を受けた元県西播磨県民局長の男性(60)が7日、死亡しているのが見つかった。

県職員労働組合は10日、斎藤氏に対し、事実上の辞職を要求。自民党県連会長の末松信介参院議員や県の退職者団体からも事実上の辞職要求を突きつけられている。12日には斎藤氏の側近だった県の片山安孝副知事が辞職を表明した。

斎藤氏は“四面楚歌(そか)”の状況を「重く受け止める」としつつ、「信頼関係を再構築して、県政を立て直していくのが私の大きな責任」などとして辞職を否定している。

番組日替わりMCを務める坂下千里子は「知事は『県政を前に進めるために辞めない』とおっしゃってますけど、知事が辞めない限り、県政は前に進まないのかな。今、停滞してますもんね」と斎藤氏の判断を疑問視。「これだけいろんな方々から進言されても辞めない。意地になっている部分もあるのかな」と話した。

尾木ママは、斎藤氏が「重く受け止める」と繰り返していることに「重く受け止めたら、どう行動しなきゃいけないかっていうのが全然方向性が出てない。誰かに似てますよ。政府にいる誰かに」。

皮肉っぽく打ち明けると、続けて「重く受け止めるってとても大事な言葉。軽く使える言葉じゃない。岸田総理にそっくりです」と岸田首相に重ね合わせた。

コメンテーターを務める同局の木原善隆氏は「(告発の)一部は事実だとわかってきている。後は評価の問題。知事が辞めないから県政が前に進まないのはその通り。二元代表制においては知事部局と議会が車の両輪。今は知事部局の部下たちである労働組合が『辞めろ』と言う。議会の方も、自民党は『辞めろ』と言う。車輪の外れた車で1人で操縦席に乗っている状態。これでは進みようがない」と例えた。

19日には、県議会が疑惑の真相を調べるために設置し、男性が証人として出席する予定だった調査特別委員会(百条委員会)が行われる。木原氏は「真相の解明は百条委員会でやったらいいですが、政治的にはもう行政は進まない状況。県民のことを考えれば、一刻も早く辞めるのが県民のため」と解説した。

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