松本人志代理人弁護士、被害告発女性の出廷妨害など否定「出廷させないとかそういう段階でもない」

ダウンタウン松本人志（2022年11月撮影）

自身の女性への性行為強要疑惑などを報じた「週刊文春」を発行する文藝春秋らとの損害賠償訴訟で係争中のダウンタウン松本人志（60）の代理人を務める田代政弘弁護士が11日、都内で取材に応じ、同誌が11日発売の最新号で報じた被害告発女性の出廷妨害などを行っていたなどとする内容を否定した。

同誌では田代弁護士が今年2月下旬に記事内でA子とされた被害女性と親しい男性X氏のもとを訪れ、証人出廷しないように依頼。A子とX氏の不倫を伝える記事が出る可能性も知らせ「私なら記事を止められる」などと持ちかけたとされた。

田代弁護士らは10日夜にも同件などについての声明文を発表しており、この件についても一部内容を否定。この日の取材時にはX氏が知人弁護士であることを明かし「まだその時はA子さんを出廷させないとかそういう段階でもない。誰だかわかっていないのだから。私が脅迫したとか出資を持ちかけたといったことは全くありません」と否定した。

X氏は不倫については否定したといい、田代弁護士も「それを聞いて、安心しました」と応じてその場を終えたという。田代弁護士は「10分ほどの会話をしただけです」と当時を振り返っていた。