作家北方謙三氏(76)が5日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演。運転免許証を返納したことを明かした。
北方氏は「実は免許返納したんですよ」と語りだし「年取りますとね、なぜかわからないけどスピードを出しちゃうんです。スピードを出すとやっぱり危険じゃないですか。自分がけがする分にはいいですけど、人にけがをさせたら大変ですから。スピードは出さないで走ることがなかなかできないので、もう返納した方がいいだろうと思った。車も売りました」と愛車のマセラティを手放したことを明かした。
続けて「2台持っていたんでんすけどいつも。最新型を1台持ってて、20年くらいずっと手入れをしながら乗っていたのがありまして、それはディーラーが取りにきました。新しい車はポンとたたいて『良いオーナーに出会えよ、かわいがってもらえよ』って。古い車でフルオープンになっている車なんですけど、それは20年持っていましたんで。うちの娘たちを乗っけてどっか行っていた」と回想。「そしたらこれを持っていかれる時に娘たちがきて『いろんなところ連れて行ってくれたね』とか言って、ワインを大量にかけたんですよ。その瞬間に私はガバッと車に抱きついて、『やだー!』って言って。そしたら『思い切りが悪い男ね』って娘たちに引き戻されまして、そのまま車は行っちゃいました」と愛車との別れを惜しんだ。