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“秘境の文筆家”4人が宮崎県椎葉村に着任 プロデュースの今村翔吾「真の大衆作家に」


今村翔吾氏(前列左)と椎葉村の黒木保隆村長(前列右)と共に、記念写真に収まる“秘境の文筆家”4人(後列)

直木賞作家の今村翔吾氏(40)がプロデュースする“秘境の文筆家”4人が1日、宮崎県椎葉村(しいばそん)に着任した。

この日、同村の交流拠点施設Katerie(かてりえ)で着任記者会見が行われ、田中葵葉(たなか・あおば)さん、千葉雲雀(ちば・ひばり)さん、楪一志(ゆずりは・いっし)さん、四葉(よつば)ソウさんに辞令が交付された。

同プロジェクトは今村氏が代表理事を務める一般社団法人「ホンミライ」と“日本三代秘境“の1つに数えられている同村が、総務省所管の地方創生事業「地域おこし協力隊」の制度を活用して作家人材の募集・育成を行うもの。

北は北海道から南は宮崎まで全国各地から92人の応募者があった。申込者の最高年齢は63歳、最低は22歳。男女比の内訳は男性62人に対し女性は30人だった。

採用期間は7月1日から1年更新で、最長3年まで。定期的に地域貢献活動を行う以外は、年に2作品を目標に今村氏や出版編集者らの指導を受けながら執筆活動に励み、村から給与と住宅が提供される。

30歳で作家デビューし37歳で直木賞に輝いた今村氏は「今回は小説の内容、面接での受け答え、経歴を総合的に判断してバランス良く採用したつもりです。(4人は)それぞれの道を行きますが、彼らが苦しい出版界で一生食べて行けるだけの底力を教えたい。読者に愛され支持される“真の大衆作家”になって欲しいと思います」とエールを送った。

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