![](https://image.kingsoft.jp/starthome/nikkansports_ent/2024-06-28/e4ea1a1319ef090c83f40b88bc2e8dec_lg.jpg)
コント赤信号リーダー、渡辺正行(68)が28日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に生出演。ウッチャンナンチャンの自動ドアをコントで表現した芸の起源について話した。
渡辺が30歳の時、まだ若手のお笑いタレントの発表の場が少なく、コント赤信号のネタ見せの会を実施していた東京・渋谷区道玄坂のライブハウス「渋谷La.mama」で合同のお笑いライブを始めたことが話題にあがった。「今、お笑いライブがあるじゃないですか。昔はお笑いライブがまったくなかった。若いタレントはいたけれども、若いお客さんがいなかった」とその当時の状況を説明した。
若手タレントからは「お笑いを教えてください」と懇願されたが「教えられる人間ではないから、そういう場をつくろう。素人が出場できるようにしながら、テレビに出ているプロも呼ぼう、ってことで、ウンナン(ウッチャンナンチャン)であるとか、素人とプロもごちゃ混ぜで」ということが発端だったという。
「ウンナンなんかは若いお客さんの前で自分たちのネタを試したいじゃないですか…そういう時代だった」と渡辺は思い起こした。さらにウンナンについて「今のコントは4分尺だったけど、昔は6分尺だった。ジャドーズというグループがいて、若い学生ノリのショートのコントをやっていた。それを見て影響を受けて、ウンナンがショートコントというものを作った」と語った。
ウンナンはコンビニを題材するネタを得意としていた。「ネタを披露する前に『ショートコント』と言って始めたのはウンナンが最初だった。自動ドアが“ウィーン”とかやるじゃないないですか、そんときにウンナンがやってみんながやるようになった」と目の前で両手を広げながら口で“ウィーン”という動作を発明したと明かした。