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野口健さん、富士山の入山規制に私見「悪質な登山者を『排除』する為にも新たな法整備も必要に」


野口健氏(2016年5月撮影)

アルピニスト野口健さん(50)が19日までにインスタグラムを更新。富士山の入山規制などについて自身の考えを述べた。

野口さんは、山梨県が富士山に観光客が押し寄せる「オーバーツーリズム」問題の対策として今夏から「吉田ルート」の通行を制限することや、通行料2000円の支払いを義務化したことについて、「長崎幸太郎知事の画期的なチャレンジだと。入山規制や入山料金徴収の義務化について長年、タブー視されてきましたが、そこに踏み込むには勇気が必要だったでしょう」と言及。「この夏の富士山は混乱も多いでしょう。それでいいと思います。最初から100点満点はあり得ないのですから」と私見を述べた。

続けて「今夏の課題を翌年に生かす。そして、悪質な登山者を『排除』する為にも新たな法整備も必要になってくるでしょう」とし、諸外国などの例を挙げた上で「日本のレンジャー(環境省のレンジャー、東京都レンジャー、山梨県レンジャー)は逮捕特権を保有していない。これは大きな弱点です」と指摘。「また、ルールを違反した場合のペナルティー。これも用意した方がいい。ゲートの門をよじ登る輩もでてくるかもしれません」と懸念を示した。

入山料金2000円については「テストケースとしての設定だと思います。来年以降、値上げしていくものだと推測しています。キリマンジャロは約10万円。エベレストは140万円超え。それでも世界中から登山者が集まるわけです」とし、「賛否があるとのことですが、それはあるでしょう。長年、富士山麓ではタブー視されていましたから。しかし、この度の入山規制や入山料金の義務化に関しては山梨県議会全会一致で賛成。つまり、山梨県民の総意とも言えます。100パーセント賛成はあり得ないわけで、多数が賛成なら前に進まなければならない」との見解を示した。

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