お笑いコンビ、ロザンが21日、MBSテレビの情報番組「よんチャンTV」(月~金曜午後3時40分、関西ローカル)に出演。山梨県富士河口湖町のコンビニ周辺のマナー対策として、巨大な黒幕が設置されたことについて言及した。
同所では、ローソンの屋根の上にのっているような富士山を撮影できると訪日客らが多く集まり、道路を横切る危険行為や無断駐車といったマナー違反が続出。地元住民から町に苦情が相次いだ。町は警備員を配置し、多言語の注意書きを設置するなどしたが改善されず、歩道に高さ約2・5メートル、幅約20メートルの黒幕の設置に踏み切った。設置費用は約100万円かかった。
菅広文(47)は黒幕の設置について「結局、もうマナーの問題じゃないですか。そこをどういう風に取り締まっていくかってことに、もうちょっとスポットを当ててもいいのかな」と指摘。
宇治原史規(48)も「僕も菅さんが言ったようにマナーの問題。人が多いからといって起こるんじゃなくて、マナーを守らないから起こった結果だとは思うんですよね」と菅の意見に同意した。
黒幕の設置は海外でも報じられているが、「黒幕が設置されたとなったときに、私たちが日本に行くときに、こういうことをしてしまったから、こうなったという論調で報道されてるのか分からないですけど、『悲しい』とか『もっと他の方法があったはずだ』という海外の方の声を聞くと、どうも海外でそういう論調では報道されてない気はします」と報道の内容を知りたいとした。
その上で、宇治原は「逆に言うと僕たちが海外、国内も含めて観光地に行ったときに、迷惑行為をしない、マナーを守るということは肝に銘じておかないといけない」と訴えていた。