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舞台「千と千尋の神隠し」ロンドン公演は大絶賛 「英国のタモリ」的な大御所タレントも感嘆


舞台「千と千尋の神隠し」制作発表会 登壇した千尋役の橋本環奈(24年2月撮影)

3回前のコラムで、4月30日にプレビュー公演が始まり、5月7日に初日を迎えた日本発の舞台「千と千尋の神隠し」が目の肥えたロンドンっ子に「どう映るのか」と書きましたが、結果は大好評でした。

ロンドン公演の会場となったコロシアムは、定員が1900席の帝国劇場より大きい2300席の大劇場ですが、7日の初日は昼夜の部ともに満員。観客はスタンディングオベーションとなり、拍手と歓声で大いに盛り上がったようです。

終演後の観客の声も「号泣しました」「日本の文化のエッセンスを感じた」などと絶賛が多く、昼の部で千尋を演じた橋本環奈について英国人女性が「才能を感じた。彼女を見にもう一度行きたい」と言えば、上白石萌音が千尋を演じた夜の部を観劇した「英国のタモリ」的な存在の大御所タレントのグラム・ノートンは「ずっと動き回っていた。信じられないくらいすごい」と感嘆しました。

ひと足早い20022年には同じジブリ作品の「となりのトトロ」がロイヤル・シェークスピア・カンパニーの制作によりロンドンで舞台化され、英国で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞で最優秀作品賞など6部門を受賞しました。今年上演された作品のノミネート発表は来年早々にあるそうですが、「千と千尋の神隠し」もノミネートされることが予想されます。日本発の公演では2007年に市川海老蔵(現市川團十郎)と市川亀治郎(現猿之助)が出演した歌舞伎舞踊の「藤娘」「かさね」がダンス部門でノミネートされたことがあります。惜しくも受賞は逃がしましたが、「千と千尋」には受賞の可能性が十分にあると思います。【林尚之】

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