大人の推し活女子が1年間で使う平均支出は?
推し活アプリ「Favomatch」がアプリユーザーを対象に実施した「2024年の1年間に推し活へ使ったお金」に関するアンケート調査によると、18歳以上の大人の推し活女子が1年で推し活に使う金額は平均で約40万円に上ることがわかりました。
とくに推しの現場やイベントといった“体験”に費やすお金と、公式グッズや創作アイテムなどの“モノ”を手に入れるために使うお金が、ほぼ同等の割合を占めているのが特徴です。
友人や仲間との交流費も含めた形で、推し活は多彩な方面への支出が広がっているよう。
大人の推し活女子ならではの資金力やライフスタイルが、推し活にどのような影響を与えているのでしょうか。
ここでは、具体的な支出内訳や購入・利用方法の傾向をもう少し詳しくみていきましょう。
大人の推し活女子が2024年の推し活に使ったお金の内訳
「推し活」を楽しんでいる18歳以上の女性を対象とした本調査では、1年間の推し活費用の平均は約40万円に達したと報告されています。
社会人が多い層ならではの安定した収入と自分の趣味を充実させたいという意欲が、推し活への投資を後押ししていることが伺えますね。
とくに遠征やチケットをはじめとする費用が合算されるため、金額としては決して小さくありませんが、その分「推しと直接会える」「思い出を共有できる」という精神的満足度も高いのではないでしょうか。
現場関連支出の内訳
1年間に使う推し活費用のうち、約18万円はコンサートや舞台、イベントなどの“現場”に関連する支出でした。
内訳はチケット代が全体の約3分の1を占め、残りは会場でのグッズ購入や移動・宿泊費、参戦服やヘアメイク代などに充てられていることが明らかに。
推しに直接会える喜びや、遠征を兼ねた観光を楽しむ人も多く、友人との合流や食事など交際費も含めると、イベント参戦そのものが“年に数回の特別な旅行”のような位置づけになっているようです。
グッズ関連支出の内訳
現場関連の支出に続いて、グッズ関連の支出も平均約17万円に及ぶ結果となりました。
公式の物販サイトやイベント会場での購入はもちろん、フリマアプリやSNSの相互取引を利用してレアグッズを手に入れる人も少なくありません。
さらに、ファン同士が制作・頒布する創作グッズなどを含めると、オタク間で取引されるアイテムの割合は全体の25%以上になるとの報告もありました。
自分の推しをモチーフにしたハンドメイド雑貨や同人グッズ、デザイン性の高いアクスタケースなど、公式とはまた違う“二次創作マーケット”の賑わいが、大人オタクの財布のひもを刺激しているようです。
調査概要
調査対象:推し活アプリFavomatchを利用している18歳以上の推し活中の女性
調査方法:アプリ内アンケート
調査期間:2024年12月6日(金)~2024年12月15日(日)
有効回答数:183人
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