50代の爆イケキャラまとめ
『ONE PIECE』黄猿(ボルサリーノ)
『ONEPIECE』の黄猿ことボルサリーノは海軍本部大将。
細身のスーツスタイルとティアドロップ型のサングラスがバッチリきまった伊達男で、斜に咥えた煙草がとてもよく似合っています。
特徴的な一人称、「わっし」も素敵ですね。
新世界広しといえど、黄色地ストライプスーツを着こなせるのは彼くらいのものではないでしょうか?
レーザービームや光弾を使った攻撃を得意とするピカピカの実の能力者で、実力はあのシルバーズ・レイリーと互角と噂されています。
だらけきった正義と徹底的な正義、どちらにも振り切れない日和見の中立主義が、清濁併せ呑む達観を感じさせました。
『青の祓魔師』藤本獅郎
『青の祓魔師』の藤本獅郎は奥村燐&雪男の育ての親にして、正十字教会所属の神父。
裏では正十字騎士團の叩き上げ祓魔師としても活躍し、兄を守りたいと思い詰めた、少年時代の雪男を鍛え抜きました。
夜眠れない時は日本酒を空け、コンビニではエロ本を買い好みの異性のタイプと答える獅郎。
一見ダメダメな中年親父ですが、その正体は世界でただ一人最強の祓魔師の称号「聖騎士」を授与された、悪魔討伐のプロフェッショナル。
サタンの落とし子の燐と雪男に深い愛情を注ぎ、最期の瞬間まで2人の行く末を想っていました。
『グランブルファンタジー』オイゲン
『グランブルファンタジー』のオイゲンはアウギュステ出身の傭兵。
帝国の海洋汚染にゲリラ活動で抗っていたものの、リヴァイアサンの暴走で窮地に立たされた所を主人公たちに救助され仲間になりました。
主人公の良き理解者である彼は、乾杯大好きな気前のいいオジサンとして、ちびっ子たちの保護者として慕われています。
若い頃はイケイケの騎空士だったそうで、全盛期に培った人脈を生かし、各島の顔役と取り次いでくれるのもナイスでした。
『名探偵コナン』黒田兵衛
『名探偵コナン』の黒田兵衛は警視庁捜査一課管理官。
短く刈り込んだ白髪と色黒の強面、がっしりした体格が特徴で、長野県警の大和敢助には、「どこかの組織の大ボスみたい」と言われています。
そんな兵衛は過去に大事故に遭い、10年間意識不明で入院していた過去の持ち主。
右目は義眼で顔には火傷痕が残っており、威圧的な印象に拍車をかけています。
一時期は黒の組織のラム候補として疑われていたものの、のちに冤罪だと判明し、今後の活躍に注目が集まりました。
安室透(降谷零)の直属の上司にあたり、シリアスな絡みが多いのもおいしいです!
『GANGSTA.』マイルズ・マイヤー
『GANGSTA.』のマイルズ・マイヤーはモンローファミリーのボスの右腕にあたり、キレ者と評判をとっていました。
ボスのダニエルとは深い信頼で繋がっており、彼の娘にも慕われています。
見た目はくすんだ金髪を横に流し、ダンディな口髭を生やした紳士。
モンローファミリーの若手・デリコの兄貴分でもあり、たびたび彼の失敗や暴走をフォローしたり、頼り甲斐のある包容力を見せました。
『GANGSTA.』は主人公コンビと腐れ縁の老刑事・チャドなど、他にも素敵なイケオジキャラに事欠かないので、おじさま好きはぜひチェックしてください。
『リストランテ・パラディーゾ』ロレンツォ
『リストランテ・パラディーゾ』のロレンツォは『カゼッタ・デッロルソ』のオーナー。
愛妻のオルガをとても大事にしており、メガネフェチの彼女の為に従業員一同に老眼鏡着用を義務付けるなど、お茶目な一面を垣間見せました。
ワイナリー経営者でもある為ワインに詳しく、やや癖のある黒髪に優しい笑顔が魅力的な、色気のある男性です。
その癒し系オーラはオルガのみならず、主人公のニコや従業員すら包み込むほど。
病める時も健やかなる時もオルガを優先するラブラブっぷりには、ごちそうさまと言いたくなります。
こんな旦那が欲しい!
『ハイキュー!!』入畑伸照
『ハイキュー!!』の入畑伸照は青葉城西高校バレー部のコーチ。
司令塔・及川徹を信頼しており、作戦には基本口を出さず、部員たちの自主性を重んじる方針を貫いています。
一方で及川が他校の女生徒に囲まれて帰ってこない時は、さすがにブチギレて岩泉に呼びに行かせるなど大人の貫禄を発揮。
指導者としては作中屈指の適性を誇り、最初期の段階で烏丸高校の伸びしろを見抜き、日向&影山ペアを脅威と見なしていました。
先見の明に優れた、こんなコーチに教えてもらいたいです!
『アルカナ・ファミリア』モンド
『アルカナ・ファミリア』のモンドは主人公フェリチータの父親で、レガーロ島を牛耳るマフィア、「アルカナ・ファミリア」のボスです。
フェリチータには常に威厳ある態度で接するものの、それは組織のボスの体面を重んじた行動で、実際は何より娘を可愛く思っている隠れ親バカ。
自邸の至る所に飾られた娘の彫像がその証拠で、これには部下たちも呆れ果てました。
なお死別した前妻との間に出奔した息子がおり、フェリチータは後妻として娶った日本人女性、スミレとの間にもうけた娘にあたります。
新しく得た妻と娘を心から愛し、彼女たちの危機には体を張り、「アルカナ・ファミリア」のボスの貫禄を見せ付けました。
『暗殺教室』ロヴロ・ブロフスキ
『暗殺教室』のロヴロ・ブロフスキは、女暗殺者イリーナ・イェラビッチの師匠兼父親的存在。
現在は暗殺稼業を引退しているものの、嘗て世界を震撼させた実力は衰えを知らず、イリーナをいともたやすくねじ伏せています。
仕事に対しては一切妥協しない反面、人間臭い心の働きも持ち合わせており、E組に居残る条件を見事クリアしたイリーナの成長を喜びました。
実は元会社員で、現在は孫がいます。
孫には「お人好しなおじいちゃん」と思われているらしく、学園祭をのんびり見て回る姿と合わせたギャップにぐっときました。
『テラフォーマーズ』シルヴェスター・アシモフ
『テラフォーマーズ』のシルヴェスター・アシモフはマーズランキング第3位の戦士。
190センチ136キロの巨躯と並外れた怪力を誇り、祖国では軍神と称えられていました。
そんな彼が祖国を捨ててロシア軍に入ったのは、アネックス計画に志願し、AEウイルスに感染した娘の命を救うため。
家族への愛情は本物で、家庭では妻子にデレデレな良きパパとして、ゴツかわいい笑顔を見せています。
祖国の人間には「売国奴」と忌み嫌われているものの、部下からの人望は大変厚く、敵や格下が相手でも自分の非を認め謝る公平さや、豪快な性格が慕われているとか。
一方でそれが任務とあれば躊躇せず敵に手を下す、軍人の鑑の冷徹さも備えているのに注目してください。
脳筋と見せかけ、SF作家としてデビュー済みの意外性も素敵でした。
枯れているなんて言わせない、50代だからこそ光る魅力がある
以上、人気作品に登場する50代の爆イケキャラたちを紹介しました。
アニメではどうしてもイケメンばかりに目がいきがちですが、理想的な年のとり方をしたイケオジも、主人公の導き手として必要不可欠な存在。
筆者は『テラフォーマーズ』のアシモフの父性にときめきました。