日本相撲協会は4日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2週間延期して24日に初日を予定していた大相撲夏場所(東京・両国国技館)の中止を公式サイトで発表した。
同日、政府から緊急事態宣言の延長が発令されたことを受け、夏場所の中止を決断。本場所の中止は八百長問題の影響を受けた11年春場所以来、9年ぶり3度目となる。
また、7月19日に初日を予定していた名古屋場所の開催場所を名古屋市内のドルフィンズアリーナから東京・両国国技館に変更することも発表。3月の春場所同様に無観客開催を目指す方針を示した。
9月の秋場所後に予定していた秋巡業の中止も発表した。