俳優の宍戸錠さんが20日、東京・世田谷区の自宅で亡くなっていたことが21日、わかった。86歳だった。
21日、日本テレビが報じており、宍戸さんは1954年、日活の第1期ニューフェイスに合格。翌55年に『警察日記』で映画デビューした。その後。小林旭さん主演の『渡り鳥』シリーズや赤木圭一郎さん主演の『拳銃無頼帖』シリーズに敵役として出演し、“エースのジョー”の愛称で親しまれた。
また、ドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』や『プロハンター』(日本テレビ系)などクセのある脇役としても存在感を示し、豊頬手術を受け、膨らんだ頬がトレードマークに。
06年に虚血性心不全で手術を受けてからは仕事をセーブし、13年に都内の自宅が全焼してからは表舞台に出ることが減っていた。