大相撲の横綱・日馬富士(33)が、平幕の貴ノ岩(27)に暴行した疑いがあることがわかり、日馬富士は九州場所3日目の14日から休場することになった。
14日、NHKが報じており、貴ノ岩は九州場所を初日から休場。13日、相撲協会に頭の骨を折るなどのケガで2週間の治療が必要という診断書を提出した。だが、このケガについて、相撲協会の複数の関係者が「秋巡業中の先月26日に行われたモンゴル出身力士の親睦会で、日馬富士がビール瓶で貴ノ岩を殴った」と話していることがわかったという。
日本相撲協会は八角理事長(54)など幹部が、九州場所が行われている福岡国際センターに集まり、対応を協議し、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方(45)などから直接事情を聞くなど事実関係の把握を急いでいる。
日馬富士は稽古の後、報道陣の取材応じ、「貴ノ岩のケガについては貴乃花親方、貴乃花部屋後援会の関係者、相撲協会などに大変迷惑をかけたことを深くおわび申し上げます」と、謝罪した。