ユニット『叶姉妹』の叶恭子、叶美香が12日、東京・秋葉原内で『とらのあな 新CM発表会』に登場した。
漫画・アニメ好きで知られ、先日コミックマーケットへの出展も果たした叶姉妹が13日よりオンエア予定のとらのあな新CM『いっちゃってますわね。』に起用。15日からはコミックマーケットで販売した叶姉妹のグッズを委託販売を企画しているという。
CMと同じソファーがセットされ、胸元がばっくり開いたセクシーな衣装で現れた叶姉妹。今回の話があったときのことへ、美香が「虎って大好きなんですね」と話したり、「歴代のグッドルッキングガイたちが姉が『ホワイトタイガー』と呼ぶんですよ。虎の縁起物もいっぱいあるので、縁を感じています」と、喜んでいるそうで、恭子は「とらのあなという名前にしびれます」と、名前も気に入ったそうだ。
その内容への感想へ、恭子は「ドラマティックにできていて、シュールだと思います」と笑うと、美香は「不思議な感じもありますけど、最終的には楽しく撮って頂いてました」と、撮影自体を楽しんでいたそう。
CMでは限界ギリギリまで頑張るというコンセプトにかけ、最近2人がギリギリまで頑張ったことはないかと質問が上がると、恭子は、「そもそも毎日一瞬一瞬を全力で取り組んでいるんです。かといって、すごくテンパっているわけではなく、すべてにおいて一瞬一瞬のことの生きることへ向けられているエネルギーが相当なパワーだと思うんです。それを『いっちゃってます。』という形であれば、ずーっと“いっちゃって”ます」と、力説し、美香は、「姉の世話で常にギリギリです(苦笑)」と、現状を話していた。
話が11日に出展したコミックマーケットの話題へ。恭子は美香から以前からアニメや漫画の作品を勧められておりSNSで自身のことがアニメのキャラクターに似ていると話題となったことがきっかけで、しっかり作品を深く観ていったという流れがあったそうで、昨年、コミックマーケットへ足を運んでみて、「これは日本の国にあるべきちょっとした異国みたいなところなんだというので深く興味を持つきっかけでした。去年の暮に行ったときに、みなさんの一体感やマナーがすばらしく整っていたというのでしょうか、1つ筋の通ったものがあって感動しましたので」という体験が、出展というところまでの原動力になったという。
コミックマーケット当日はサイン本を3000冊用意し完売だったというが、「みなさんをお待たせせずに、身の危険とかも考えたうえ、自分たちの考えたうえ、それが精いっぱいの上限だったのでなかったのであろうかと思います」と、冊数を決めた理由も。
ちなみに、出展してみて、恭子は「名刺はあんまり配ると、指の先の皮がめくれてしまって。そのときは夢中だったので気がつかなかったのですが、ヒリヒリして痛いと思って。初めての経験で痛いと思って。名刺は1万枚くらい配るとこんなことになるんだって」と、指をさすりながら、「列の最後にいた方にどれくらいお待ちになったか伺ったんですけど、『約6時間くらいです。長い間、(会場に)いてくださってありがとうございます』って言ってくださって。それは私達が言うべき言葉ですと。『それはなんともないことですよ』と言われたときに涙が出そうになりましたね」と、心も動いたエピソードがあったそうだ。
こうなると、次回の参加なども気になるところだが、美香は当選してからという前置きをしつつ、「姉もとても楽しんで参加してくださったので、おそらくすごい構想があるのではないかと思います」と、期待を持たせるコメント。恭子は、「ポリシーなんですが、自分たちが夢中に楽しむことを、みなさんも一緒に芯を持って、なおかつ楽しんでくれるものではないとと考えております。みなさんの期待を裏切らないということが、楽しみや喜びだったりしますので、そういったものになると思います」と、意欲を見せていた。
なお、今回のCM出演を機に今後とらのあなとのコラボグッズも検討されるそうで、美香はすでにとらのあなの“偉い人”と話したそうだが「いろんなアイデアが出て、ちょっとごあいさつするつもりがドンドン引き止めてしまって」と、意欲的なコメントが飛び出していた。